◆◆◆ 1012 ★ 足立の画家・作家展 中間レポート ◆◆◆
2007.10.12 |
今日は漫画家の桂田さんが作品の搬入に来てくださった。 何でも、今回はアシスタントの手配がつかないで、1人でマンガを書き上げなければならなくて、展覧会の搬入日には間に合わなかったというのがその理由。 昨日と一昨日は、アタシが公募展を見に行ったため、彼は今日まで待たされてしまう。 そうして、一年ぶりに会い、アートの話で盛り上がった。 彼は漫画家なので、ビミョーにアタシの筋とは違う人生。 そうして、アメリカのイラストレーターの図録やなんかを見ながら、「これが、イラストレーションというものなのよね。アタシは、一生名乗る気がしない」 という会話。 あの本は、本当に生きる気力をなくすよなあ。 まだ、ミロとか、ピカソの図録の方が、明るさが見える。 |
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それから、上野のアートリンクの話をしたり、六本木の公募展の図録を見たりして、アートの話ばかりの時間を過ごす。 特に、老舗画廊と、貸画廊の違いやなにかを説明したりもする。 画廊のオーナーが、老舗画廊からのデビューを目指しているという例は、聞いた事がないもんなあ。笑。 理由があるのよ。 その合間に、何人か見学者が来て下さる。 そうして、コーヒーを下さいなどと言われ、300円なのに、400円払って帰ってゆく人もいる。 飲食店営業というのも奥深い。 アタシは、何度も300円で結構だといっても、払うと言い出したほうも、一歩も引かないというバトルがあり、ホットコーヒーしか置いていないのに、商売についても学ばされる。 それから、藝大の街づくりの研究をしている学生さんが、トイレを借りに来て、朝日新聞の方が、取材にも来て下さる。 結構な忙しさ。 画廊になると、沢山のアーティストの知名度を少しずつあげてゆくことができる。 それが、私の喜びでもある。 |
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作品を出品した人は、近くにギャラリーができたことを、素直に喜んで下さる方ばかりでヨカッタ。 ほとんどお客様も来ないから、概ねゆっくりできるし。 夕方は、前に作った抽象画を加筆。 菊間さんのお友達が、集団で作品を見に来てくださった。 菊間さんは、重度の障害をお持ちの作家さんで、ご交友関係が幅広い。 去年もそうだったけど、一番沢山の動員。 スゴイよなあ。 |
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もうそろそろ、デザインフェスタで販売するポストカードを作らないとなあ。 どうしようかなあ。 協会メンバーの方は、レベル高いから、アタシのだけ売れ残ったらどうしようとか、そういうことまで考えてしまう。 イラストレーターの競争というのは、全くの力関係であり、一番イイ絵が勝つ。 桂田さんとも、営業の話になる。 オジャラは、画家志望だから、営業には行かない。 理由は、アタシの絵では、回っても仕事は取れないということが解っているからである。 が、コネがあれば、仕事は取れる。 大切なのは、コネである。 公共ポスターのお仕事だって、別段こちらがお願いするということでもないけど、勝手にくるし、来なかったからといって、別に困らない。 嫌まあ、ギャラが入って来ると嬉しいので、それは断らないんだけどさ。 |
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