◆◆◆ 1009 ★ 薔薇の絵 ◆◆◆
2007.10.7 |
この薔薇の花もついていない薔薇であった。 きっと、抽象画か何かになってしまうのだと思う。 絵というのは、描けば良いというものでもない。 もう少し色調を落として、落ち着いた感じにしてみようかなあ。 などと、絵の出来上がりが大いに不満で、アタシは一体何をしているんだろうという気持ちになる。 そうして、もう売れてしまった、物凄い良く描けた薔薇のことを思い出し、一体どんな差があったというのかも考えてみる。 どちらにしたって、もう少し何とかしないと、展覧会に展示する数が足んないよ。 |
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この薔薇はまあまあ安定感があったと思う。 白い薔薇というのは潔い。 色使いがゴッホ風。 ああ、きっと、ゴッホの絵にソックリですねとか、また言われるんだろうなあ。笑。 似てないと思うけどな。 |
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そうして、薔薇よりも、圧倒的に抽象画の方がよくなっているの驚かされる。 並ぶと、薔薇よりも、こちらの方が力がある。 |
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花の絵も、こちらの方が面白い。 もう昔に戻ることができないのだと思うと、それはそれで淋しい。 この絵が売れるには、まだ時間がかかるので、気持ち的には、去年までのマチエールの作品も、無難に作って、絵の具代を稼ぎたいけどなあ。 そうして、足立の画家・作家展で、参加の方が皆さんで留守番をしてくださるので、本当に助かります。 感謝します。 画廊の方は、儲からないまでも、人件費ゼロで店が開けられて、そんでもって、絵も描けるというのは悪くない。 |
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