◆◆◆ 972 ★ ゲゲゲの鬼太郎 ◆◆◆

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2007.9.1

今日の妖怪は釜鳴り。

供養されずに捨てられた釜が、妖怪となって、昔の持ち主を襲うという怖いお話。

小泣き爺が、入れ歯だったなんて知らなかったよ。

それに、鬼太郎の声も違う人になったみたいだし、年取るって淋しいわぁ。

そうして、祟りとか、供養とか、そういう仏教的な用語って、鬼太郎さえ見ていれば万全ってことなんだと思ったりもする。

学校の道徳教育にお悩みの先生方、鬼太郎DVDが発売されています。どうかご利用なさってみてください。

という世界。

人間の情操教育というのは難しい。

今は、ママも働く時代になって、働くママは子供に(忙しくていっしょにいられないことを)申し訳ないと思い、甘やかし、金を与えすぎるのだそうだ。

親が拝金主義者なので、子供のそのまま金が大事という人生。

仕方が無い。

金はあっても困らない。

だが、使い方には気をつけなければならない。

そういえば、バイト先の書棚を整理していたときの話。

クチコミマーケティング系の本と、人生を成功させる法的な本を捨てることになり、一読してから捨てることに決め、自宅に持ち帰る。

ギャラリーの留守番のときにサラサラと読む。

ふむふむ。

その方は、脱サラして、3年ぐらいで金持ちになりあがり、(マーケティングコンサル)まあ、自らを成金と呼ぶ。

はぁ。

読まなきゃよかったよ。

といいながら、クチコミの本も引き続き購読中。

おおっ。同じ人が書いているのか。

なるほどねぇ。

あーたね、その本を読んだからって、金持ちになれるはずがない。

金持ちになる人というのはね、安く仕入れて、高くモノを売るとかね、コツコツとマジメに和菓子とかカレーなんかを安価に大量に売った人ってことに決まっている。

そうして、そういった拝金本にも、何か妖怪が取り付かれているとかいう気になる。

ゲゲゲの鬼太郎といえば、なんでも妖怪にしてしまうからスゴイ。

新作は、「成金主義者の作家が、妖怪となる」というスジにしてね。うん。

いいなあ、人間って。

そういえば、この前、コスゲに住む北沢さんご夫妻(どちらも画家さん)がギャラリーを訪ねてくださって、彼らの生業は、週三日営業の小鳥屋さんなんだけど、

「コトリやハツカネズミなんかにも、いじめはあるんですよ。いじめる方を排除すれば済むかと思うんだけど、そうではなくて、また、虐める新しい小鳥が出てくるんです」

なのだそう。

なるほどねぇ。

動物社会というのは、強気が弱気を追い詰めるという基本構造があるということになる。

強いものだけが生き残ることにしておかないと、種の危機につながって、結局は絶滅しちゃうというわけで、それは、本能的な話なのだと思う。

だから、こちら側がすることは、生き延びるための、強さを備えなければならない。

とまあ、そういう話である。

存在する価値を認めさせさえすれば、バカにされるということも、虐げられるということもない。

コーヒーの焙煎器がいよいよ壊れてしまう。

かすかに動いているけどなあ。

どうしようかなあ。

はぁ。

もう3年半も使っているし、もともとが安かったからね。

買うのはいいけど、代金が払えないぜ。笑。

ということで、カフェは少しお休みにします。

→やる気無し。

でもまあ、そうすると、皆さん絵だけ見ていくので、それはそれでアリかもなあ。笑。

(ギャラリーだけにしておくと、イロイロな問題が起きるのよ。)

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