◆◆◆ 962 ★ コロニ展 留守番 ◆◆◆

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2007.828

8/2、今日は、おじゃら画廊 オジャラコレクション展の初日だというのに、店番を母に頼み、目黒美術館まで留守番に。

皆さん仕事を持っているし、1人も留守番がいないというのも、主催者も不安だと思う。

コロニ展に出展すると、何故か初日に仕事の話が舞い込むというのが恒例。

そんでもって、今日は、カット8枚とイラスト1枚、もしかしたら、公共ポスターの仕事も追加になるかもしれない。

という忙しさ。

忙しいぜ。

最近はカラーインクばかりだが、持ち運びするような道具でもないので、携帯用の水彩絵の具のセットを持参する。

そうして、ささやかな夢である、目黒の焼き肉店で、ランチセットをお1人様する。

950円。うっひょー。

物すごい量。

タレの味をもう少し強くすると、今以上にお客様が入ると思うよ。堪能、堪能。

留守番会場では、夏休みということもあり、何人も人が入ってきた。

そうして、数人の人は、長々と話しこんでゆき、若いアーティスト風もボチボチと中を見てゆくのであった。

私は、名前をお願いしたり、自分のポストカードを配って、HPを見てくださいなどとお願いをしたりもする。

隣で展覧会をしている、若いお嬢さんたちにも、どんな仕事をしているのかとか、どういう仕事になれば、金が稼げるのかとか、そういう話をしたりもした。

カット8枚というのは、どうしても留守番中に終わらせたかったので、ムダ話の合間にサラサラと描き進む。

電車の中では、来るかもしれないポスターの構想を練り上げる。

ああ、絵がもっと上手ければ、思い通りの絵が作れるのになあと、自分の絵の下手さに嫌気がさす。

現実受け入れるしかない。

もっと精進を重ねなければ。

予定していたカットの進行はといえば、9枚全部を描き終えるも、色塗りがまだというのが2枚残る。

それから、弁当のイラストというのがあり、これは、半分だけ終わる。

絵が大きいので、一枚の画用紙に描ききれないというのが普通。

何枚かに描いて、パソコンでつなげて仕上げるのである。

ポスターの案は、思案した結果、仕事が取れるかどうかわからないので、ムダになるということもあり、構想だけ作ることに。

ポスターの構想を練るというのは、絵を描くのと同じぐらいに楽しい作業である。

ピカソも、ミロも、公共ポスターで、地元の人に絶大な知名度を保つようになった。

やる価値はある。

作田先生も、オランダからの便りで、「ヨーロッパの展覧会は、DMというよりは、街中に張られたポスターでの集客というのが主流」

と話されていた。

アタシも、千住でのポスターや、ポスターと一緒に置いているポストカードを持参して来る人の多さに驚いている。

ということで、お友達の皆さんは、勝手に来てください。

ご案内、お送りしたい気持ちでイッパイですが、なかなか、そこまでの時間がありません。よろしくです。

というように、忙しい。

仕事が無ければ無いで絵を描いてしまうし、仕事がくれば、また絵を描くという日々であり、それ以外の事にはあまり手が回らない。

そのうちに、一枚ぐらい、送るかもしれません。

みたいな。

書き忘れたが、昨日は、イラストレーター協会の審査日で、協会事務所まで行ってまいりました。

毎年、審査というのは、気が引き締まります。

嫌まあ、人の作品と自分の作品を比較すると、アタシの方が圧倒的にヘタという実力ですけどね、まあ、見る目はあると思います。

見てる量は、ハンパじゃないですからね。

本当に勉強になる時間だと思っています。

審査は、会員さんの持ち回り的なところがありますから、来年は違う方になると思います。

とりあえず、ご報告。

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