◆◆◆ 961 ★ コロニ展搬入日 ◆◆◆

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2007.7.31

画廊は、次回展覧会まで3日間お休み。

ポスターを作ったり、ポストカードデータを入稿したり、展覧会のご案内を各メディアに送ったりする。

画廊業って忙しいのね。

やはり、会期まで、最低3ヶ月は欲しいよなあ。

準備が十分にできないもんなあ。

そんな中、コロニ展の搬入日が来てしまう。

コロニ展というのは、大井町で行われているクロッキーの会の皆様の展覧会。

というかまあ、クロッキーには来てない人もいるんだけどさ。

YUKIクリエイトのYUKIちゃんは、いよいよ会社を辞めて、フリーのクレイデザイナーになったのだという。

そうしたら、グーグルなどの大きい仕事がきて、忙しいのだとか。

頑張ったよなあ。

アタシが最初に彼女の作品見たときには、紙粘土の作品に、手足無かったもんなあ。(顔と胴体だけ)

それが今や、手足がつき、随分と細やかな作品が作れるようになってきた。しかも、ああいいなあというほのぼのとした作風。天然でそういう作風だから、嫌味がなくていい。笑。

YJKIちゃんガンバレ。

その他、フジナミ君とか、佐々木ッチとか、画家を目指してガンガンと描いている人とか、最近コロニで絵を描き始めた人など、イロイロな作品が並ぶ。

イセッチが来て、足立のアートイベントの話になる。

ここに書くような話は一つもないので、書かないけど、まあ、創作者が加わらないアートのイベントが成功するはずがないという結論で、手短にその話を終える。

彼の作品は丸太から作った自分の足。

失敗の連続でだんだん、自分の足よりも小さくなってしまったのだとか。

納得。

木彫というのは、マイナスの創作活動なので、一回削った肉を、もう一度足すことはできないのである。

今回オジャラが出したのは、足立区彫刻会賞を頂いた重箱の作品、それから、「腰掛ける天使」油彩10号である。

あの絵は、超お気に入り。笑。

可愛かったもんなあ。

最近のは、おどろおどろしくてね、というか、まだ絵の具が乾いてないというか、中が半生なので、潰れたりすると嫌だなあという理由もあるんだけど。

絵が描きたいよなあ。

コロニ展の初日には、前回と同様、仕事の電話が入る。

まあ、そういう巡り合わせなんだろうね。

今回は、カットイラストの仕事なのだが、ポスターの仕事もついでに見積もりを出してくる。

公共ポスターは気合入るよなあ。

皆、有名な作家だと勘違いするし。笑。

ということで、木曜日のコロニ展の留守番は、カットイラストと、ポスターのラフ3案を作るという仕事をすることになる。

目黒区美術館の区民ギャラリーは、本当に広々として、木々の中にある素晴らしい空間だと思う。

隣の部屋でも、若い学生アーチストたちが、食べ物を使った作品を作って展示をしていた。

なかなか面白い。

ドロップキャンディーを使った作品などは、ドロドロと溶けて来たという失敗話を写真付きで解説。

おおっ。現代アートなのか。

という世界で、爆笑。

アタシを笑わせるという作品の力はスゴイと思う。

8/5日16時までなので、お時間ありましたら、お近くの方、足を運んでやって下さい。

美術館では、線のラヴィリンスという、エンピツ画を中心とした作品の展覧会が開かれていて、ローカルなワリには力入っていました。

ついでに、コロニ会もお忘れなく。

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