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2007.7.22

今日は、コハラさんが訪ねてくださった。

中旬には手ぬぐいが届く予定だったけど、てぬぐいは、結局間に合いそうにない。

たぶん、型紙に問題があるんだよね。間違いない。

はぁ。染め屋さんに行ってくるかなあ。

彼女は、小さいフレームをスライドするタイプの品と、オシオッサさんに、クサマヤヨイの絵入りTシャツをプレゼントしてくれた。

オシオッサさん、クサマのTシャツなんて着るかなあ?

コハラさんの話によると、ユニクロで売っていたらしい。

オジャラ「ええっ。クサマヤヨイがぁ?」

彼女も、金色のカボチャのTシャツを着ていて、その派手さにも驚かされた。

そうして、作田先生の版画のパンフレットを二人で見ながら、水玉が並んでると、全部クサマヤヨイに見えるっていうのがさ、彼女の凄さだよね。

という会話。

この日は、何人かの人が、ギャラリーを見学(まあ、冷やかしという用語が正しいと思う)にきて、帰っていった。

主婦「前から一度来たいと思っていたのよ。今、待ち合わせで時間があったから、少し見させてください。」

などと言い、結局「趣味の人はいいわねぇ」という言葉を残し去っていった。

はぁ。

よくよく振り返って考えると、趣味かもなあ。

絵描きというのは、全員が趣味って話しなんだろうか?

まあいいかぁ。

プロの絵描きと、趣味の絵描きの絵というのは、ビミョーに違うんだけどね。

そういえば、タナカさんが下さった(知人が描いたという)カンバスに描かれた絵というのの完成度は、趣味っぽい。

それは、教えているセンセイが悪いという所まで解ってしまう。センセイの絵も下手なんだよ。間違いないよ。

センセイの技法が、間違っているので、センセイはテクで、それなりの作品に昇華させることができるが、生徒さんは、そこまで完成度をアップさせることができなくて、どろろんと、暗い仕上がりから抜け出ることができないのである。

プロの絵の色が汚いということは有り得ない。

S嬢はこの人

というように、画廊業というのは、足立区にはまだ受け入れられていない。

足立区の文化課のオッサンは、区が主催した「文化・芸術推進条例」の意見を広く区民から吸い上げるというイベントのときに、オエライさんが、公然と、

「足立区に芸術家なんているんですか?」

という暴言。

アタシは、本当に気絶しそうになった。そして怒鳴った。

オジャラ「あのねー、見たこともいないのに、どうして区内に芸術作品が無いなんて、アナタに言えるんですか?もしかしたら、芸術作品が、あるかもしれないでしょう。」

これから、文化・芸術をさらに、推進しようという中心となる人物が、(足立区に芸術家がいるはずがないと)ホントウにそう思っているという所がさ、文化レベルの低さなんだよね。とほほ。

文化とか、芸術というのは、育ててゆくものである。

最近、アタシはそう断言できる。

頑張って育てないと、すたれてしまう、全体的な、地域のレベルまで下がってしまう。だから、支援しながら、地域の人が楽しめるように、育ててあげる。

それが、区が行うべき文化活動というものだよ。

獅子舞をどう保存するのかという話と同じぐらい、区で力のある美術家をどうやって育ててあげるのかも、話し合って欲しい。(これは、一重に、教育委員会に出入りしている、教授とかいう肩書きの専門に左右される場合が多いと思われる。)

区政の文化の関心が、(芸術は)獅子舞以下というのにも驚くけどさ。

コハラさんとは、オシオッサさんの話で盛り上がり、それから、まあ、久しぶりに会ったので、家庭の事情とか、新しい自分用カップ(お高い)を買ったとか、そういう話で長話。

カフェに人がいると、他の人も入って来るというのが良く解る。

それから、アタシも、ゲージツ的風貌で店番をしたらどうかという話にもなる。

ゲージツ的風貌かぁ。

嫌まあ、作品がそんなでもないからね。

もう少し良くなったら考えるよ。

格好ばっかで、絵の方がサッパリとか言われても、恥ずかしいもんなあ。

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