◆◆◆ 954 ★ ささやかに ◆◆◆

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2007.7.18

今日は、知人が訪ねてくださって、ささやかに祝杯を上げる。

飲食の許可を取ったので、ビミョーに酒類が業務価格で買えるというのは嬉しい。

生ビールサーバーを入れるかどうかをホントウに悩んだが、とりあえず、家にあるし、缶ビールでも用は足りるので、狭い場所に、ムリをすることもないという選択。

缶ビールでも、かなりハッピーである。

嫌まあ、コーヒーよりはいい。笑。

7.21

今日は、早々に田中三郎さんがお嬢さんと来てくださった。

田中さんも画家志望で、お嬢さんは美術関係の学校に通われている。

お嬢さん「絵が描けない時って、どうすればいいんですか?」などという切羽詰まった質問。

嫌まあ、アタシの場合、絵が描けないってことはなくて、あるとすれば、留守番で忙しくて、物理的に絵が描けないとか、そういう以外は、紙の前に座れば、自動的になんらかを描いているので、あまり参考にはならないとは思う。

でもまあ、ホントウに苦しいときには、マンガでも何でもいいので、模写するといいと思うよ。

しかも、エンピツとかでなく、ボールペンとかサインペンなんかで、描けるようになりたいタイプの絵を何枚か模写してゆくと、絵は上手くなるしさ、別に考える必要無いし。

という回答。

オジャラ「あのさー、絵ってさ、描き続けないと、例えば一日休んでも、ヘタになっちゃうんだよね。一日一枚でいいから、描き続けるっていうのがいいよ。うん。」

そういえば、この前アトリエ見学に来た中学生のお嬢さんも、1人は、「イロイロな職業があるから、もっと、調べてみます」というお手紙。

もう1人は、「エンピツではなくて、ボールペンで毎日絵を描くことにしました。」

というお手紙をもらう。

絵で生きようなんて、物理的にはムリと思う。

趣味であれば楽しい。

もしくは、ヨッポドの才能がないとね。

それよりは、英語とパソコン頑張って、良い会社にお勤めして、給料ガッポリもらって、お金ためて、早く引退して、好きなことして生きる。

まあ、これがいいんじゃない?

という、アタシの脅しに彼女達も、中学生ながらおおいに納得し、それぞれ、仕事について考える時間となったと思う。

田中さんは、前にも、カンバスが余っているんだけど、よかったら持って行きますなどと申し出て下さって、今日、届けて下さった。

大きいカンバスの枠と、古い絵の画布がついている。

はずすのも面倒だと言っていたが、私的には、その上から絵を描いてよければ、そのまま頂きますという世界。

カンバスの布って、丈夫だからねえ。

しかも、絵の具が塗ってあれば、下塗りしなくていいし。笑。

これって、コラボレーションなのかなあ。

赤外線を当てたら、下の絵が出てきて、それが、アタシの旧作なんてことになったりしてね。

世の中って、イロイロなことがあるのよねぇ。

そうして、絵って邪魔だよなあと思ったり、早く新しい絵を描きたいなと思ったりする。

田中さんは、少し仕事もすることにして、パソコンはキッパリと辞めたのだそう。それはそれで、潔い。

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