◆◆◆ 927 ★ 足立区展-写真・書道搬入 ◆◆◆

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2007.6.17

朝、ネットで搬入日をチェックしたら、今日だった。

うっひょー。

あと10分しかないじゃない。

慌てて、ギャラリーに向かい、準備していたパネルに、写真を貼り付ける。(結局スティックノリ)

そうして、書をどうするか考えたが、「ピカソも山頭火もアタシも裸足」と書いた木の棒を持参することにした。

書道コーナーで、まだ間に合いますか?

と尋ね、作品を渡す。

そうすると、審査員の人が集まってきて、この作品を書と認めるのかどうかで議論になってしまう。

オジャラ「写真の搬入もしたいので、あとで戻ってきます」

そういい、今度は写真の搬入受付に向かう。

そうすると、自作のパネルは受け付けられないという話になり、写真屋さんでパネル張りしてもらった品か、もしくは、ギャラリーパネルなる品に入れて、搬入してくれという話。

そういえば、ギャラリーパネルに入れろと、申し込み要綱に書いてあったよなぁ。

オジャラ「ギャラリーパネルって、どこで買えるんですか?」

そうすると、市販品でないのか、ビミョーに、店先などでは販売されていないらしい。

写真協会の会長さんは、「僕の手持ちがありますので、それを販売することはできます。一度購入していただくと何回でも利用できます。」

くだんの品を拝見すると、マットとパネルの部分が磁石脱着式になっている。

オジャラ「おおっ。画期的な品ですね。」

会長さん「これは、特殊な品なんですよね。普通の人は買うのは難しいと思います。あとは、アクリルのノリ付きのボードに、写真を貼り付けて、中に装着するだけなんです。」

その品物は、ネットで検索するとすぐに出てきた。

6800円かぁ。まあ、それぐらいの価格。(パネルと、台紙というのの両方を合計すると別に、余分に取られているということでもないようであった。)

なるほどねぇ。

写真の展覧会に出すって、金かかるのね。

そうして、サイフの中の金を全て払ってしまったため、書道の搬入費をどうするか考えていたところ、書道の作品は落選になってしまったと聞かされる。

「これは、墨で書いてないし、裏にも文字が書かれている(それは、書道的に見ると邪道)。書の芸術性というのは、一筆で書くという、瞬間的な創作に意義があり、それ以外は認められない」

などと、くどくどと説明されてしまう。

嫌まあ、アタシも、ちゃんと作品を書こうという気はあったが、10分ではムリだっただけで、準備不足という事意外のなにものでもない。

板の横に、「足立区展書道部門落選2007」と書き込もう。笑。

オジャラよ。玄関に飾るモノじゃないのかよ。

たはは。

笑えるからいいかなと。

まあいいかぁ。

搬入されている書道作品なんかみると、皆さん立派な額装されていて、写真も書道も、展覧会周辺の人は儲かるという構図。

写真の方がまだ安い。笑。

引き伸ばすのに3400円ぐらいかかるからなあ。

アタシの写真は、規定の半切より、2センチぐらい小さかったこともあり、会長さんは、ホントウに断ろうかどうか思案されていて、でも、折角もってきてくれたので、是非、受け付けたいという人間的理由から、作品を通して下さったと感じる。汗。

オジャラよ。もう少し、迷惑かけないように、準備をしていけよ。

というように、展覧会というのにも、慣れと準備が必要なことは解ってきた。

どちらにしても、展覧会に参加となると、公募表に「おじゃらりか」と書くわけで、受付のお姉さんには、「読める字で書いてください」などと怒られてしまう。

そんでもって、「ひらがなですけど、読めませんか?」

などと、文字を見せる。

そうすると、やっぱり、「おじゃら」と書いてあるので、それが名前なのかどうか不安になるのだと思う。

でもまあ、アタシの名前を忘れることはない。

今思えば、洋画部門って、なんか、気楽だったよなあ。

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