◆◆◆ 924 ★ 足立区展 ◆◆◆

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2007.6.9

今朝、足立区美術協会の斉藤先生に電話をする。

明日は、区展の搬入日なので、お手伝いをしますという電話である。

朝九時から行けるかなあ。

仮額をつけて、ヒモをつけないとなあ。

今年は、立体も出そうと思う。

去年の紙粘土は、ホント稚拙だったもんなあ。

今年のは、かなりイイ感じ(というか、去年のだけど)

重箱と、テラコッタの像のどちらを出すのか?

そこが問題だよなあ。

あ゛あ゛。決められないぜ。

重箱の作品は、新しすぎて、区の審査の先生方、ビックリしちゃうもんなあ。

まあいいか。絵を審査する人は、作品を見間違わない。

それだけは間違いが無い。

今年の油彩はパッとしないからなあ。

やっぱ、立体に入ると、圧倒的に立体の存在感の方があるからねえ。平面はつまらなく感じるんだよね。

結局、区展には、重箱を出展することにする。

理由は、テラコッタは重くて絵と一緒には持ち運べないというのが一点、

重箱は、協会展の後、自宅に放置されていて、搬入が容易。

という、安易な理由からである。

展覧会の設営は、なんといっても、90歳と80歳の2名で牛耳っているため、ビミョーに大変である。

シルバーセンターのオジサマ達も、黄色帽で駆けつけてくれて、人だけは多いのだが、設営は一向に進まないという恐ろしい世界であった。

まあいい。それでも夕方4時ごろには、洋画の方の設営も終了。

彫刻の方はといえば、ミナサマ午後入りなのに、4時ごろには審査も終わっていた。少。

アタシは、洋画と彫刻部門に作品を出展してもいいかというお伺いからスタートせねばならなかった。

両方出す人は、あまりいないんだろうね。笑。

今年は、写真と書も出そうかなあ。

書も写真も賞はムリっぽいけどなあ。

でもまあ、知人は増やせるもんなあ。

これは、傘たてと、雨の日用のカーペット。

なかなかのマットであった。

区展といってバカにする人もいるかもしれないけれども、ヨイ作品も大量にある。

趣味の人の作品と混じっちゃうので、全体的にレベルが下がったように見えるけれども、そうではない。

どんな絵も、画家を目指しているのである。

アタシは、猛センセイを捕まえ、重箱の作品を見ていただく。

猛「ここの仕上げのところが雑なんだよなあ。耐水ペーパーで水をつけながら仕上げるとよくなるよ」

オジャラ「何番ぐらいがいいですか?」

猛「360番ぐらいかなあ。あと、濃い液をつけているから、ボタルんだよね。ボクは、ストッキングで漉しながら、濃度も調整しているけれどね。やってみるといいよ」

などと無料で丁寧なアドヴァイスをしてくださる。

いつも作品を見てくださってありがとうございます。

猛センセイは、基本的には絵を描いたりはせず、ペンキとかエナメルとかミクストメディア系の品をカンバスやら板に塗り、ジーンズとか、人間とか、ボロ布などでシルエットを抜いたり、足したりするような造形作品を作られる方である。

それは、この世界では、「筆を使わない平面」と呼ばれ、進んだ場所にある。

版画家のナカバヤシセンセイなどと展覧会をやったことがあるとか話されていたので、藝大筋の方かもしれない。

アタシが、やっと洋画の展示設営を終わらせた頃、猛センセイがアタシのところに駆けつけて、「アナタのが賞とってるよ」

などと、報告してくださる。

エ?マジっすか?

というように、オジャラは、区展では毎年賞を頂いて、かなり気を良くしているのであった。やっぱ、重箱にしてヨカッタぜ。

テラコッタの像はまだ表現が稚拙だし、第一作目ってこともあって、安定感がないもんなあ。

もう少し力を上げて、テラコッタでも勝負するぜ。

彫刻のセンセイ方には、何のコネもなかったけど、まあ、作品を受け入れてくださったということである。

猛センセイに、新海センセイを紹介していただく。

猛センセイは、「画廊の案内も渡しなさい」などと言って下さり、アタシ的には、初対面の方にお渡しするのも気がひけたが、よろしくお願いします。と頭を下げる。

新海センセイの像は、PRPとかいうプラスチックで作られていたのに、外見、テラコッタの像のように見えた。

美少女の像だったので、「いくらですか?」と聞きそうになってしまった。

たはは。

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