◆◆◆ 923 ★ ギャラリーの題字 ◆◆◆

銅板画作田富幸センセイのサイトはこちら/
今、文房堂のアートスクールで小口木版を教えてくださっている長島 充センセイの応援サイトができました。

2007.6.5

大工さんが残していってくれた、最後の廃材。

この大きな板は、自宅に貼り付けて、

展覧会のポスターなんかを貼るのに使おうと思う。

あまり使わない予定のスティンを塗る。

こちらはグレーに塗ったところ。

こちら側はピンクに塗る。

まあ、こんなもん。

もう一枚、幅20センチ程のむく板があるので、それには、俳句を書いて、表札みたいに、入り口近くに貼り付けたい。

どの俳句を書くかなあ。

「ピカソも山頭火もアタシも裸足」

これかなあ。

あとの俳句はビミョーに覚えてないしなあ。笑。

「ちくわの穴をのぞいてごらん、ほら空が」

じゃ、俳句だと思われないし。オノヨーコのパクリみたいだし。まあ、この俳句は、いい俳句だったよなあ。

その他、選び出す。

●不安定なパワー走法に女神

●解ったつもりの人ばかりである

これが入り口に書かれていたら入る人はどう思うかなあ。

とまあ、そういう話よ。うふふ。

●ギャラの振り込み待ちのキリンです。

●気の向くほうへぶうげんびりあ

●パンドラの箱を閉めてよ

これだよねえ。アトリエは、絵が増えすぎてしまい、まるで、パンドラの箱みたいなのよね。パンドラの箱からでてくるのはアタシの絵ということになる。

●天使が届けてくれた赤丸

●赤丸を増やせない諸事情

赤丸カフェの前に掛けるからね。これはこれで、アリと思うけどね、気持ちとしては、もう少し精神的な主張を入れるべきかなと思う。

これは、傘たてと、雨の日用のカーペット。

なかなかのマットであった。

心の行き届かない筆である

スッと引っ張った線の潔さよ

キャンバスの裏にも描く窓にもブロック塀にも

絵を描くばかりで花盛り

考える、種になることを

ドアを開けるとあたたかくて

ちひさき箱 覗き込んでいる人を見る

心に「゛」墨がにぢんでゆく

にじみゆく薄墨の笑顔

探せばでてきもせず

今日は人が来て少し絵を描いて

*********

こちらは、イカス俳句天国から抜粋。

やっぱ、電子本でも、まとまっていると便利だわぁ。

この頃の俳句は、今みたいに乱れてなかったよなあ。きをつけないと。

さて、どの句にするかなあ。

やっぱ、

「ピカソも山頭火もアタシも裸足」

「ちくわの穴を覗いてごらん、ほら、空が」

「探せばでてきもせず」

心に「゛」墨がにぢんでゆく

「考える、種になることを」

まあ、こんなところだよねえ。

評論家筋の喜びそうな句は、一番下かしら。うふふ。何か哲学的。

来た人が一番喜ぶのは、

「ピカソも山頭火もアタシも裸足」かなあ。雰囲気あるもんなあ。ちくわも捨てがたいが、オノヨーコの作品のことを知らないひとが多すぎるのよね。笑。文化レベル低いからなあ。

これらの句は、書にして、軸を作って、茶会のときにかけられるようにしよう。うん。

入り口に置くベンチ。

ヤフオク価格4980円。

取り出してみると随分とショボイ木材で、どちらにしても塗装のしなおしは必要だった。

アタシは、テントや看板に合わせて、どうしても赤いベンチにしたかったので、ペンキ兄さんに相談する。

彼は、スプレーラッカーをご推奨。

ダンボールの中で、トライ。

うっひょー。

死にそう。

二度とやりたくないけど、必要であれば、テーブルの足は、きっと、ラッカースプレー塗装すると思う。

キャタツの上に乗って絵を描くのは、怖くないのかと聞かれて、「怖いけど、そこに描きたいという気持ちの方が上だから、仕方が無い」

そういう話である。

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.