◆◆◆ 910 ★ 大作加筆 ◆◆◆

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2007.5.21

あ゛あ゛。

マティスの絵にソックリ。

しかも、これから展覧会なのに、もう公開しているし。笑。ま、実物はそれなりの臨場感あるからね。

別に構わないんだよね。

50号は、6月10日から展覧会なので、どうしても今仕上げなければならない。

場所がないので、いつものようなマチエールは作れない。

とりあえず、現実的な方向で加筆を進める。

そうして、細かいところが行き届かない絵だなあと思いながらサインを入れる。

マティスの絵にソックリで死にたくなる。

はぁ。

こんな絵では、いつまでたっても表舞台には立てないよなあ。

などと思いながら、現実を受け入れるしかない。

看板作りが終わったので、今日は、ポストを作ろうと思っていたんだけど、絵の具が余っていたので、薔薇の絵を描くことにする。

薔薇は、なんとなく、丸と四角の抽象画のように進化してきている。

奈良さんも「昔のような絵は描けなくなってしまった。でも、いつまでも同じ絵を描いていても仕方が無いから、これでいいんだと思う」と言っていた。

まあ、そんな気持ち。

少し抽象化が進んでしまうと、もう売れなくなってしまう。

千住だからだよねぇ。笑。

まあいいかぁ。

看板に、カエルの切り抜きも入れたんだけど、その造形が結構カワイイので、鍋敷きなんかにして、小銭を稼ぐことにしよう。

できれば、Tシャツなんかも、何枚かは作って売りたいんだよね。

お店というのは、イロイロな価格帯の品が無いとだめ。

(ホントは価値ゼロなのに)3万円とか10万円とかの値段ばかりの作品しか並んでいないと、次からお客さんというのは入ってこなくなってしまう。

雑貨価格の安い品も少しは置いておいて、お買い物をする楽しみがないとねえ。

5.25

今日はバイトだったので、バイトさきのポチちゃんに、お茶の立て方を教えてくれないかという相談をする。

彼女の話ときたら、全くアタシの想像を絶する生活で、世の中にはこういう生活があるのかという出会いである。

彼女にしてみたって、アタシのような品の無い人間と会うことも今まで無かったわけで、お互いに超ビックリという空間。

道具の話になり、菓子を置く皿についての説明がはじまる。

オジャラ「カエルをくりぬいて、皿にしたらどうかなぁ」

ポチ「お菓子の皿は、それなりに良い品で、花鳥の絵なんかが描いてあるんです。カエルはダメです。」

オジャラ「でもさあ、安っぽいプラスチックの皿なんかだったら、主の手製の菓子皿の方が価値があると思わない?カエルでもさぁ」

ポチ「カエルはダメです」

というように、話は難航中。

アタシが茶の心を会得する日は来ないかもなあ。

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