◆◆◆ 880 ★ ダヴィンチ展 ◆◆◆
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2007.4.2 |
話題のダヴィンチ展の番組があり、早速見に行くことに。 げげ。月曜じゃん。 アタクシとしたことが、、、、。 イラストレーターの方が何人も出している都美館のZEN展を冷やかし、その下の印を使った作品の展覧会、写真の展覧会、韓国の書、彫刻、バードカーヴィングなどの展覧会を流す。 印の展覧会は、自作の印を紙や布、オブジェなどに押した作品が並ぶ。 印だからさあ。版は結構見れるんだけど、刷りがなってないという作品多し。 500円払うと印の作り方を教えてくれるので、1つハンコが欲しいという方は行ってみるといいと思う。気軽に、短時間で出来上がるし、自作の印というのには愛着もでるので結構オススメ。 |
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その後、写真の展覧会へ。 ずいぶんとまあ、賞の多い公募展だよなあ。笑。 展示点数も多いしねえ。 さすがに、写真の展覧会というのは、レベルが高いよね。 審査する人たちの中で、よい作品と悪い作品の評価の基準というのが標準化されていて、どんな会でも、見間違わないってことなんだと思う。 絵の会とはそこが違うかなあ。 絵の場合はさ、「まあ、この人は、もう長いし、いつも手伝ってくれるから」みたいな、人情的判断の賞も混じるからね。 それで、賞を目指して作品を作るほうは混乱するんだよね。笑。 もしくは、この画壇は、チョロイと甘く考えるとかさ。 概ね、イイ作品だけ見てゆくと、そこんところがシッカリしているかどうかというのが理解できる。 悪い作品のことは、あまり気にしないで観覧するというのが正しいのだと思う。 どんな会だって大きくなってゆかなくてはならないし、折角作った大作を応募してくれたんだから、展示してあげたい。 そういう会も必要だとも思う。 足立区展のように、「全員入選」という潔さは、アタシは、好き。 地場には、地場の会の役割というのがある。 創作を楽しむ場にならなければ、会を組織している意味がない。 |
猫のお面をかぶって、鈴をつけにゆくネズミくん。 |
地下のバードカーヴィング展というのは、はじめてみた。作家さんは、どの方もホントウに鳥が好きなんだという作品群で、緊張感に溢れていた。 作品にはイロイロあるけど、瞬間表現の極まった作品というのもいくつもあり勉強になる。 実物大程度の作品というのは、それはそれで臨場感もあるしね。 「ああ、ホンモノの羽毛を使っているのか」などと思いながら近寄ると、木だったりして。 ウッドカーヴィングだもんねぇ。 一個、近代美術館級のがあったけどね。 今までも、これからも、誰も気づかないんだろう。うん。 こういうめぐり合わせっていうのは、運だけの話ではないと思うのよ。 作った本人だって、そう思っているかどうかね。 博物館の人とかも、文字情報に便りがちで、無名の人を引き上げてくれるということはしない。 もし学芸員が無名を採用するとすれば、ローカルの美術館や博物館なんかが、地元の作家さんの作品を収蔵してくれるくらいだと思う。 それだって、最低賞なんかを取らないとね。 青森の県立美術館が、ナラヨシトモさんの作品を大量に収蔵しているという話を聞いたことがある。 お安かったよなあ。 アタシに言わせてもらえば、青森の美術館が収集してくれたから、他の美術館や収集家にも認知度がアップできたっていう実態もあると思う。 青森の美術館は、ムナカタシコウも収蔵しているんだよね。コツコツと、地元の作家さんを育ててきて、立派だったなと思うのよ。 |
スケッチから大きく離れているが、年賀状でもらった人は、たぶん、ネズミだと思うと思う。笑。 |
その後、(ダビンチが休みなので)仕方なく上野動物園に行くことにする。 アタシは、国立博物館と上野動物園のパスポートを持っている。 動物園も月曜は休みのはずなのだが、花見デーなので、臨時開館していた。 結構な人で驚いた。 アタシは西側の小獣館に直行。 来年の干支のネズミを描くことになっているので、そのスケッチをするという目的である。 うううう。なんてヘタなんだよ。(このページの上二枚。笑。) 子供がときどきスケッチブックを覗くんだけどさ。 到底、イラストレーター協会の会員です。 などと言えるレベルではない。 はぁ。ヘタすぎて嫌になるぜ。 それでも、20枚ぐらいの素描を作り、特に、手足の付き方とか、指の本数なんかを確認する。 ここの所は、物凄い重要で、イラストにしたときにも、指の数なんかが違うと採用から落ちちゃうんだよね。 もしくは、手足だけ描きなおしとかね。 帰りは、不忍画廊さんに行き、チラリと展示準備中の作品を拝見。 ううっ。会期前なのに、もう売れてるぜ。 電車の中で、ネズミのイラストの案を数点描く。 アタシの絵という気はしないが、仕方が無い。 何故猫年がないんだろうなあ。 (去年は、猪という理由でパス!!) |
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