◆◆◆ 870 ★ あとりえにて油彩 ◆◆◆

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2007.3.27

春となり、アトリエの季節。

冬は寒いからさあ。

昨日は、雨交じりだったので、カシューは断念し、50号のカンバスを組み立てる。

ついでに20号も画布を貼り、外でキャンソンを塗る。

キャンソンはもう一回塗って、そのあとシルバーホワイトだよね。

ああ。50号を乾燥する場所がないんだわぁ。

机の上はこのありさま。

左側に積んであるのが、絵の具しぼりきなる品を利用して絵の具を出した後、アタマがもげたチューブの死骸。

チューブ絞り器には凹凸があり、使用後は、このアルミのチューブが、センタク板のような造形になるのよね。

もったいなくて捨てられないぜ。

大量に仕入れた絵の具の箱も、空箱となり、どんどんと積まれて行く。

(これはほんの一部っす)

絵の具のチューブ絞り器とは、このような品。

1800円もしたので、買うのをよそうかとも思ったのだが、買っただけの活躍はしてくれている。

今日がデビュー日だったというのに、もう何年も使われていますというヘタリ具合。

二代目を買う日は近い。

そうして、このシボリ器を使うと、アルミのチューブがガタガタの長方形になって、マンガのよう。

今度は、板に貼り付けたりして使おうと思う。

絵の具がついている部分は、金属と酸化や化学反応を起こして黒くなるとは思うんだけどさ。

こういう、古いモノって、手に入れようとして手に入るものでもないしね。

捨ててしまったら、もう出会うこともないし。

カシューに閉じ込めて空気を遮断すれば、劣化もしないかもしれないしなあ。迷うわぁ。

普段はゼッタイに使わない2色。

失敗したよなあ。

もう少し、美しいフォルムになってくれないと困るのよ。

昨日は、写真を撮影しただけで14枚。

明らかに一枚は撮り忘れているので、15枚を描いたことになる。

まあ、左のでも一枚だからさ。

推定5分。

もう少し時間がかかっているのもあるけどね。

カンバスを組み立てる方がよっぽど時間がかかっているという噂もある。

10号のカンバスもキャンソン塗りをしておきたいよなあ。

素のままでは、いつまでたっても絵を描くことができないもんなあ。

今年描いた新作は35枚となる。

200枚目標なんで、もう少しペースを上げたいところ。

マチエールが変わったことで、完成度やなんかは、アップしてきていると思う。

まだ、駄作も出来てしまうという部分は、仕方が無い。

安定して、一定水準の作品が作れるようになってくる所まで行くのが当面の目標。

このスピードで描いた絵が売れるようになると、画家として生計が立てられるという計算。

あともう少しだと思う。

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