◆◆◆ 854 ★ 新作 ◆◆◆

2007.2.15

一生使えるぐらい大量の絵の具があり、アタシは幸せ者である。

今度はクリムソンレーキを試す。

ポストカードサイズのカンバスのバラの絵の上に、ジャムのように塗ってみる。

クリムソンのコンディションは良好。

今度は水色をチェック。

この、チューブの太さの造形が、なんかカワイイんだよね。

なんとなく、シダ植物のような造形。

これはこれでアリだよなあ。

売れなそう。笑。

抽象画って売れないんだよね。

でもまあ、作るのは楽しい。

それに、ギャラリーが出来たときに、ある程度の数の作品が無いと、見に来た人に悪いからね。

それなりの点数で、ドーンとオープンしたいワケよ。

厚塗りだからさ、3ヶ月で乾くかどうかは別な話。

5月の区展に向けて、新作を描かないとなあ。

この絵は額選びが大変だよね。

どーよ?黒い額しか無いだろうぜ。

クリムソンレーキはまだ余っていたので、端板に、別な作品を作る。

なんとなく、ナメクジみたい。

この作品のタイトルは、クリムソンレーキのナメクジ。

クリムソンレーキのチューブもついでに貼り付け、ポピーオイルを上からふりかける。

注:良い子の皆様は、決して真似しないで下さい。

クリムソンレーキは、アタシが使う絵の具の基本色の一つ。

このほか、ウルトラマリン、コバルトブルーヒュー、シルバーホワイト、パーマネントイエロー、パーマネントオレンジ、ブライトレッドなんかを良く使う。

よく使う絵の具が大量に入っていて、アタシの幸せは更に増幅した。

今度は、インディゴを試す。

インディゴっていう色、今まで使ったことないけどなあ。

なんてキレイな紺色なんだろう。

それから、先ほどのクリムソンのチューブのフタに、絵の具をつけて、丸い印を作ってゆく。

おおっ。思いのほか、●い模様は、カンタンに作れるものなんだねえ。

この板が、ハンズで30円だったなんてねえ。

そうして、この作品をいくらで売ろうかと思いながら、自分で売っている限り、画家にはなれないと思えてくるのだった。

抽象画には、もうサインは入れないと思う。

入れるとしても、裏だよね。

そうして、足立区美術協会の林センセイ作品のことを思い出していた。

あの作品のことは一生忘れない。

そうして、どの作品も、二番煎じのような作品だと思えてきて、情けなくなってくる。

順番的には、これが最初に描かれた。

笑。

順番もクソもないよなあ。

これはこれでアリだと思う。

何を使って作っても、ある程度の安定感が出てきていると思う。

もう少し作り進みたい。

写真撮影がさ、うまく行かないんだよね。

オイルがピカピカしているというのもあるし、アトリエが暗いというか、作品を動かすことができないので、照明がきちんと作れないまま、撮影しているってことで。

これらの作品作りは、だいたい一時間程度。

正確に思い出すと、生徒さんたちと絵を描き始めたのが1時10分ごろ。2時には一枚描き終えて、アタシは、昨日下塗りをしたカシューに色をつけたかったので、彼女達を放置し、外でカシュー塗り。

そんでもって、彼女達が2時45分ごろ帰宅したのと、カシューの小豆色を使い尽くしてしまったということもあり、外で乾燥。(ヨイ子の皆さん、カシューは室内で塗りましょう。外だと、ホコリが作品についちゃいますぜ。)

体に悪い臭いだぜ。

そうして、1時間ぐらい、カシューを乾燥させたかったので、何か描こうということになる。

そんで4時ぐらいまで油彩を描いた。という流れ。

はぁ。

カンバス200枚を描き尽くす日は近い。

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