◆◆◆ 785 ★ てぬぐい 紗張り体験-2 ◆◆◆

最近忙しくて更新できないので、オヒマな方は、作田センセイのサイトから行ける、

ブログ・ユトレヒト通信を読むように。

2006.11.1

オジャラは、初回に一枚、今回の講習にあわせて、二枚の型紙を作成した。

これは、一番新しい作品で、左側に天使の菩薩様。

右側は、かの女の足が折れ曲がって描かれていて、重なった部分を黒く残している。

足の付け根のところは、当然にオシリ。

オッパイ、大切な部分は花をモチーフにする。

紗張りをして解ったことだが、この細さの線だと、ビミョーに紗張りが大変というのが理解できた。

そんなこんなで、裏に新聞紙を張り、型紙を裏打ちするという手法で紗張りをするべきであった。

否、紗張りは、そんなに高くないことが解ったので、外注する。

これが正しいと思われる。

正式な紗張り職人さんは、裏打ちした型紙を紗張りし、完全乾燥直前で、裏打ちの新聞を取り去るという技を持ち合わせているらしい。

これができるようになれば、一人前ということのよう。

そのあと、プレス機にかけ、平らに伸ばし、糊付けをしやすくするのだそうだ。

なるほどぉ。

手には、ハートストーン。キッパリ!

ムナカタシコウの絵にそっくりと言われること必至。

この絵は、パクリではありません。はぁ。

こちらが、(新聞で)裏打ちした渋紙の型紙。

色をつけようかなと思っていたのだが、ビミョヘに型がきわどくて、色分けは難しいなどと言われてしまう。

まあいいか。一色でもそれなりに楽しめると思う。

左上のハトの目を入れてもらうの忘れたよなあ。

どーするよ。

紗張りは、素人が作ると、型があまり丈夫でないので、専門の職人さんに、ガッチリとしたのを作ってもらうのをオススメ。

そうすると、数百枚のてぬぐいを染めることができるのだそう。

平行して、区内の染物屋さんを調べてみる。

宮元町にあった染色工場は、2000年に廃業しており、大変に残念に思う。

結構大きい場所だったけどなあ。

私が中学生の頃の通学路で、ユカタなんかが天日に揺れているのを、毎日眺めていたものである。

時代の流れというのは残酷である。

区内には、もう一つ花畑に大きい注染工場がある。

03-3883-0014 東京都足立区花畑2丁目14-6

旭染工株式会社 日・祭・祝 第三土曜休

一色だったら、自分でも染められる気がするけどなあ。笑。

まあいいか。

別に、工房業をやりたいということでもない。

こちらは、てぬぐい二作目の上級者さんの作品。

さすがに、一作目とは違って柄が洗練されて、ムリないデザインにまとめられている。

知識がきちんと身につくと、無難に作り進めて、それなりに見れる作品を作れるようになる。

学校ってスゴイよなあ。

アタシはてっきり、紗張りした型紙で、染めまでできるものかと思っていたが、それは別の講習なのだそう。

型紙講習と、染色講習は分かれていて、染色体験のできる講習に参加しなければならないということであった。

ほほー。16000円の参加費を考えれば、やっぱ、その分、染めに回すのが筋というものだと思う。

ということで、今年の、1万円以上ご購入者さまへのプレゼントは、てぬぐいということになりました。

ビミョーに染めが間に合うのか不安ですが、、、、。

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