◆◆◆ 772 ★ ポリープ ◆◆◆
2006.8.29 |
ポートフォーリオとポリープというのは、何か似ているよなあ。 そんなことを思いながら、この話を書くかどうか考える。でも、日記なので書くことにする。笑。 先月、節目検診の案内が区役所から来る。血液とかレントゲンとかの基本的な身体検査をする。 検便をしたら、なんと、血液反応。 そんでもって、精密検査を受けるようにという、黄色い紙をもらう。 病院の検査前の面談でもらったのは、麻酔の承諾書と、ポリープがあったときに切除するという手術の同意書である。 どんな検査なのかといえば、「大腸がん」の検査。 はぁ。頑張って若く見せても、体内の老化というのは隠せない。 ひょっとしてガンなわけぇ??? そんでもって、検査の日が決められる。 看護婦さんは、前の日、当日にどのような下剤をどう飲むのかなどをくどくどとアタシに説明してくれる。 写真を見た限りでは、便が、白コンニャクのようになるらしい。 うーん。楽しみ。 |
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オジャラは、3時からの検査のところ、1時からと間違えて下剤を飲んでしまう。 前の日は、朝はバナナ、昼はトロロうどん。夜はおかゆ。そして前日用の下剤を飲む。 この日は、朝から腹痛(寝冷えと思われる)をおこし、下剤を飲む前には、下剤を飲んだ最終段階の写真にまで便が出切っていた。なんという適用能力の高さ。 この状態から下剤を飲んだため、翌日にはかなりクリーンな内臓。 当日は2リットルの水に、ゲーターレイドみたいな下剤を混ぜて、朝2時間くらいかけて飲む。 そうして、いざ病院へ。 時間を二時間も間違えてしまい、早く行過ぎる。近所ということもあり、一旦帰宅して、イラストなどを描く。(正確には、1時間半で、一本片付ける。) 仕切りなおして、もう一度病院へ。 おおっ。まず着替えるのかぁ。 |
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看護婦さんに、パジャマと、オシリに穴の開いた紙パンツというのを渡される。 おおっ。オシリに穴が開いているパンツをはくんだ。 そうだよねぇ。丸出しだとねぇ。秘蔵映像を隠し撮りされて、流失しちゃったりするかもしれないし。 それからベッドに横になる。 「おなかの動きを止める薬とか、麻酔はこちらから入れますからね」などと言い、看護婦さんは、注射器を腕に刺す。 「検査は、注射器を刺したまま行われますからね」などとニコリとされる。 そのまま、ベッドごと移動。 そうして、今度は指先に何やら挟まれたり、血圧系を右腕に巻かれたりする。 このまま検査(&もしポリープがあれば手術)をするらしい。 看護婦さんは、今度は麻酔を入れるとか言い、何本かの液体を差し替えて、注射器から体内に注入してくれる。 意識は物凄くシッカリとしていて、アタシはペラペラとしゃべったりもする。 麻酔が効いているので、後ろ側からの内視鏡の異物感などは全くない。 センセイは驚きの美人で、アタシはホクホクだった。センセイの第一声は、「あらぁ、キレイな内臓ですねぇ」。 みんな、そんなに汚い体内なんだろうか? 汚い状態の体内というのを見て見たいぜ。 まず、胃の入り口辺りまで内視鏡を入れて、どんどんと抜きながら、体内を点検してゆくのだそうだ。 体内には空気をいれながら、内視鏡を通すらしい。 |
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そうして、「あらあら、ポリープが2箇所ありますけど、取っちゃっていいですか?見たところ良性ですけどねぇ」
などと気軽に聞かれ、アタシも、そのつもりだったので、「はい、どうぞ。あのぉ、カメラに、メスとかがついてるんですか?」などと答えたり、質問したりをする。 そうすると、何でも、内視鏡の先端になにやらついていて、電気で焼ききるのだそうだ。 おおっ。電気(たぶんレーザー)なのかぁ。 そんでもって、「ホチキスのような品で止血をします。これは、一定期間経つと勝手に取れて、便と一緒に流れてしまいますからね」などという説明。 痛みも無く、大検査及び、ポリープの手術は1時間ほどで全てが完了する。 アタシは、血圧計と、指先のセンタクハサミのような品を取られて、ベッドごと別室に移動。 点滴をしながら一時間程眠る。 |
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