◆◆◆ 762 ★ T-シャツに描く(筒描きにチャレンジ) ◆◆◆

2006.8.13

Tシャツの筒描きについての反響が大きかったので、こちらで、ご紹介しようと思います。

「Tシャツに描こう」

ま、こんなTシャツでも、結構着ているとウレシイものなので。(笑)

会った人は、アタシが描いたのだと全員が気づきます。

そういうのが大事かなあ。

共通項として、全員に笑われる。最低でもニヤつかれるのを除けば悪くない。たはは。

アタシの絵を見て笑う人が多いんだよね。何でかしらん?

そうして、炎天、こんなTシャツを着て、アタシは、足立区内を歩き回る。

西新井や、竹ノ塚周辺をウロウロとし、指定された文化財のスケッチをして回る。

ううっ。何てヘタクソなんだろう。

まあいいか。

こんなに大きい(F6)と使えないので、これを3センチ程度に小さくする筋で描き直す。笑。

こんなに小さいカットなのに、何故スケッチをしにいくのか?

そりゃあアナタ、スケッチするのは仕事のようなもので、何かのご縁で絵を描くことができたのだから、出会いを大切にしたいと思うのよ。

もう一つは、お寺というのは、実は似ているんだけど、それぞれの屋根やら山門には特徴があってね、間違えると、近所の人はそれに気づくわけ。

そんなもんだから、寺巡りのような毎日。

でも、お寺って本当に立派な建物で、心が癒される。

地蔵様に手を合せてからスケッチに入る。

今日は西新井大師に行く。

入り口の仁王様は、右側はガッツポーズ、左側はグーパー。

中に入って、ご本尊の横にあった仏様は、オッケーサイン。

仏像って、随分と自由なのだと驚いた。

仁王様の痛みが酷くて心が痛んだ。

西新井大師よ、お寺の扉を作り変える前に、仁王様の鼻の頭を修復してくれ。

という希望。

あとでスケッチするために、小さいダルマも買う。

ダルマの模様というのにも、お店ごとというか、地域ごとに特徴があり、似ているのだけど、少し違う場合がある。

そういうのを間違えないようにするためである。

テラコッタの像を作ってからというもの、立体の凹凸の事が気になって仕方がない。

今日は、昼過ぎから、アヤセの美術家のセンセイのアトリエを訪ね、今度のイベントの参加者に対してお力添えを頂けないか、お願いをする。

うっひょー。家の中は芸術品だらけ。

どれもこれも、人の作品というムード。笑。

やっぱ、お友達が多いとそうなるよね。

お友達の作品には名前がつけられて展示されているので、すぐにそれと解る。

特にブロンズ像を何体もお持ちでうらやましい限りである。

センセイは那須にも別邸をお持ちで、一階も二階も絵が満杯なのだそうだ。

長いこと絵を描いていると、ほとんどの人がそういう、倉庫スペースを持っているみたい。

そんでもって、その絵たちのほとんどは、死後、捨てられてしまうという事実もアタシは知っている。

現実というのは、そういうモノである。

安くても、手放して、どんどんと自分の所から里子に出すほうが、絵のためにはヨイんだろうと思ったりもする。

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