◆◆◆ 754 ★ テラコッタで人を作る 3回目 ◆◆◆

2006.7.29

膝下、腿、背中という順番で、どんどんと、パーツを装着し、継ぎ目をシッカリと貼り付ける。

それから、どんどんと肉付けなどを追加して、人間らしく、像を仕上げてゆく。

順番としては、足先から固めてゆき、胴体、頭というように、上が重くならないように接合してゆく。

小さい椅子が2個使えるのだが、オジャラの椅子の上は既に満杯状態。

猫はカンタンなので、いくつも出来てしまう。

そうして、芸大の多目的ルームには、動物園の鳥の声やら、セミの声などにまみれ、全員汗だくで裸体を作るというミョーな時間が流れてゆくのであった。

この日の終わり、頭は、ふさがずに、黒い部分にヒモを巻きつけ陰影を強くしようと思い立つ。

そうして、どことなく便器の形に似ているので、折角であれば、便器方の頭というのにしようという気持ちになる。

そうだよ。

美しい像など誰にだって作れるのである。

笑いを取りに行くぜ。

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