◆◆◆ 753 ★ テラコッタで人を作る 3回目 ◆◆◆

2006.7.29

一旦くりぬいた粘土は、ドベと呼ばれる粘土を水で溶いてドロドロにした品物を使う。

テラコッタは、本当によく水に馴染んでくれる。

くりぬいた中の粘土はまだ柔らかいので、固くならないうちに、猫などの小さい作品も作る。

中央の大きい四角は、背中の粘土。

こちら側もくりぬいて、合体させることになる。

周囲の細長い品は、シッポとか、花の茎になる。

こちらがセンセイがくりぬいた見本の作品。

なんとなく、仏像のよう。

もう少し、粘土を残してもヨカッタかもなあ。

スイカをスプーンでホジルような気持ちになり、どうしても、薄くなってしまうアタシ。

貧乏だわぁ。

座っている像も、もう一体作る。

見よ、この芸術的空間をっ。

全員が裸婦の像を作っているというのがスゴイ。

しかもフルヌード。

多くの人は、重力との戦いに負け、グニャリと形が崩れてゆくが、オジャラの作品は、センセイが一回仕立て直してくれたおかげで、座り位置をキープ。

しかし、重力とのコラボレーションも、それなりに面白く、どの作品も美しい。

彫像作りというのは奥深いモノである。

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