美崎太洋さんの個展

両方同時に回ろうと思います。

楽しみです。

展覧会というのは、本当に作家さんの夢が詰まっていて、どんな作家さんも、夢が現実になるようにと必死である。

見て回る方はといえば、その真剣さや、成長を確認するために足を運ぶということになる。

収集活動をしていると、作品を作るというのとは別な、多くのことを学ぶことができるのだと、そのことにも驚かされる。

収集家は、作家と、作品を通して対話をしているということに他ならない。

その対話の内容というのは、厳しい話ばかりで、もし直接聞いたのだとすれば頭が下がりっぱなしである。

そういった、愛好のかたがたの厳しい眼差しに勝ち抜かなければ、世には出られない。

安価な版画の収集であっても、そういう話なのである。

一枚の絵から、話が広がってゆき、作家さんの創作姿勢やら、新作、旧作の話、新しい画風に進化してゆくという工程など、実に多くの話をするわけで、そのことが作品を持つ至福ということである。

持参するもの、クロッキー帳、筆記用具、粘土ベラ。

うーむ。クロッキー帳って、持ってないんだけど。

デッカイスケッチでもいいんだろうか？

畳一畳ぐらいあるんだけど、拡げられるんだろうか？

はぁ。

まあいいか。裸婦位、モデルいなくてもいくらでも描けるし。

気持ち的には、最初は、ムリの無い形でいきたいよなぁ。

その次には、頭から植物、その次には、空中に魚というのも作りたい。