◆◆◆ 739 ★ 足立区展 表彰式 ◆◆◆
2006.7.8 |
区展の表彰式の案内が届く。 毎年、個展の時期と重なるんだよね。 去年は、区長は、別の用事があるということで、来もしなかった。今年も、ご公務のため、代理の方という話。 土・日のイベントも大量にあり、いちいち、出張って、挨拶などをしなければならないんだもんなあ。区長って大変だよなあ。 区展への援助金を出してくださるだけでも有難い。また来年もよろしくお願いします。 40周年記念だったということもあり、今年の区展は、力作が並んでいた。 表彰式は、40周年の記念受賞者というのが増え、去年よりも時間も長め。 一番楽しみなのが、各審査員先生の、作品の講評タイムである。 何をどう審査し、どのように賞を決めたのかというのが、実のところ、一番勉強になる。 その、審査員の講評は、すなわち、公募展の格ということになる。 会が、小さいとか、母体が地域団体だということとは全く関係ない。 優れた審査力を持つ会には、おのずと力のある作品が集まってくるということである。 理由は、優れた作品は、必ず、評価されるからであり、応募者には、それが理解できているからに他ならない。 付け届けの金額などとは、全く関係のない客観的な世界がそこにはなければならないのである。 |
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写真の部門は、特にレベルが高いと感じる。 そうして、その審査の眼差しも暖かく、高い場所にある。 写真協会の会長さんの小林さんの写真も本当にいつも素晴らしく、こんな方が身近にいらっしゃるということや、その存在を間近に感じることができるというのが、区展の素晴らしさではないか? 今年は、40周年記念ということもあり、洋画部門にも力作が寄せられた。 過去2回の展覧会とは、比較にならないほど、レベルがアップしていると感じた。 立体の応募数は18点だったのだそうだ。 来年は、立体にも出そうと思います。 出来れば、書も出したいと考えています。 子供の部門には、毎年勉強させられることが多く、自由で伸びやかな感性というのは、情報の量と比例して、減ってゆくものなのだと感じないわけにはゆかない。 |
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地域に根ざすアートの活動というのは、全く偶然の寄せ集めではあるが、大切な場であるとも思う。
それぞれの思いいれがあり、作品作りを続けている作家の皆様と交流ができ、少しずつ知人も増えてくる。 その世界は、圧倒的な絵の力の世界であり、優れた作品を描く人には、自然と人が集まってくる。 もっと力をつけて、諸先輩方の絵と並んでも恥ずかしくない作品を作りたい。 表彰式が終わると、満員のバスに乗り、一旦家に帰る。 午後からは、個展4日目になるので、またアトリエの看板などを外に出し、小さい作品の創作を続ける。 昨日は、近所の方が2人様子を見に来てくださった。 バイトをスタートさせたこともあり、絵を売る必要がなくなったことなどを話すと、皆さん、安心してくれた。 この日は、友人がビールを持って訪ねてきてくれて、夕方からは宴会モード。 看板を見て、路地を通る人は何人もいるが、やっぱ、入りにくいよなあ。 この入りにくさを突破して入ってくるのは、(絵を見たり画廊に慣れている)画家か収集家しかいない。笑。 |
イケダマスオの肖像 ふてぶてしさの中にかわいらしさがある。 |
それでも、アトリエに最近の作品を並べて、自分で、その絵の出来などを見つめなおし、足りないところを考える時間は、画家にとって、最も有意義な時間である。
地口あんどんの絵は、次々と完成し、少し重いものを乗せて伸ばしておく。 ラミネート加工をするためである。 ラミネート加工をすると、薄く感じたインクの色がコーティングされて、物凄く強くなる。 内照式の看板に貼り付けたときには、退色するんじゃないかなあと思いながら、ラミネートすると、酸化しづらいので、色の劣化も少ないかもしれないなどと考える。 試してみないと、なんともいえないけど。 先日購入した最初の20枚というのは、全部描いてしまい、もう少し安い、50枚の半紙をあんどんサイズにカットする。 和紙に直接描画するため、失敗しやすいという難がある。書の練習を最近はさぼっているということもあり、字が絵の良さを半減させている。 はぁ。 書の練習もまたしよう。 |
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