◆◆◆ 733 ★ 個展1日目 ◆◆◆
2006.7.1 赤いステッチも入れるかなあ。 なんか、パっとしないんだよね。 |
朝から、イラストレーターサポートの連絡が入り、まだ清算していなかったギャラが多少入ってくる。 絵を売ったりするよりも、デザインとか、パソコンサポートの方が儲かるというのに驚かされる。 絵というのは、生活に必要の無いモノなのだろうか? 朝から3時ぐらいまでかけて、作品を展示したり、掃除をしたり、ゴミを捨てたりする。 そうして、誰も来ないので、恒例の看板作りというのをする。 毎年、看板でも上達具合が理解でき、個展というイベントの重要さを理解できる。 今回は、額縁屋のオヤジからもらった、ハンパなカンバスを垂れ幕に仕立てる。 横棒は、廃材のステンレスパイプ。 アクリル絵の具というのは、何枚描いても油彩に及ばないと思う。 奈良さんの番組では、アクリル絵の具で何度も何度も描き直しているシーンが出てきたが、書き直して良くなるのであれば、アタシもそうしたいぜ。 しかも、紙に描いていたというのがある種の驚きだったよなあ。 重ねてゆくうちに、画面が強靭になってゆくってことなんだろうか? そういう理由で、アタシも、少し、色を塗り重ねてみる。ビミョー。技術的な問題だけなのだとすれば、もう少し数を作り進みたいし、自分に向いていないということなのであれば、看板やTシャツを作るという程度で十分だと思う。 |
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乾燥させている間、もう一枚描くことにする。 近くの公共地に、花壇が出来たのだが、花を盗まれてしまうらしい。 何枚もの、「花は盗まないで」などという看板が貼られていて、通るたびに心が痛む。 同時に、犬禁止の張り紙も多数貼られている。 個人的には、猫の仕業じゃないかと思うんだよね。 どちらにしたって、アタシも一枚この筋の貼紙というのを描いてみたいという気持ちに、ノウミソは占領されているのだから仕方が無い。 オジャラよ。大きすぎるぜ。 たはは。 帰り道、花壇を通ったときに、大きすぎて、掲示する場所がない事実に気絶しそう。 少なくとも、横書きにするべきだったよなあ。 そうして、出来てしまった絵に、罪はないが、自分の愚かさが情けない。 字の方は、大分読めるレベルになってきていると思う。 |
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垂れ幕看板を出していないので、流れてくる人はいない。 チラシのはけ具合なんかを見るにつけ、ご近所での知名度は、物凄くアップしてきていると思う。 「郵便局で絵を見るのを楽しみにしています」などという感想まで。 恐るべし、北千住郵便局。 そういう意味では、個展を開くという実態そのものが大切なんだろうなあと思う。 左は、ガラス絵。 撮影するときに、自分が映りこんでしまうし、額は、後ろ側もガラスで透けているということもあり、よく撮影できないでいる。 まあいいか。 この絵は千住では売れそうも無い。 動きや、独特の色彩など、良い点は沢山あると思うけど、アタシの絵という気もしない。 絵画創作というのは奥深い。 |
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こちらの作品も面白かったと思うけどね。 16枚くらい作って、見れるのは2枚だけという惨憺たる結果。 それでも、ゼロというよりはヨカッタ。 廃材に100均額だとは誰も気づくまい。 廃材を利用しているというと、みんな、引くよなあ。 もともと、この筋の作品というのは、原価は皆無な場合が多いので、紙などよりは、よほど耐久性もあるし、退色もしないことを考えれば、こちらの価値の方が高いと思うけどね。 そうして、そんなことばかりが気になっている鑑賞者というのが、ほとほとついていないよなあと思う。 銀座の画廊などであっても、廃材を使ったアートというのは存在し、何十万円とかで売買されているのである。 夏に、芸大を受験するという話をして、オットともめてしまう。 怒鳴られるような話でも無いと思う。 受かるとも思えないし。笑。 ムービーとか、ポートフォリオ作りをスタートするという意味である。 |
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