◆◆◆ 732 ★ 個展の準備 ◆◆◆

2006.6.30

とうとう、明日から個展という日になってしまう。

朝から、美術番組を何本か見て、そのあと、近所に買い物、銀行などに行く。

時々あとりえに立ち寄り、カンバス(去年作った、英語教材の連作カンバス18枚)というのを自宅に持ち帰る。

ポツポツと、荷物を運ぶ様子は、まるで、蟻のようだと思えてくる。

お団子屋さんに、ポスターをお願いする。

散らかったアトリエを、一体どうやって掃除するのかという、一番の問題にぶち当たる。

とりあえず、ゴミを捨て、絵を展示してみる。

だんだん、椅子の上などの荷物が別の場所に移動し、かろうじて、人間が入ってくるだけの隙間はできた。

こんな所で個展を開いても仕方ないよなあと思いながらも、個展をしないと、人が来るとき以外は掃除もしないので、一年に二回位は、個展はするべきだとも思えてくる。

少なくとも、作品のファイリングと、良い絵と悪い絵の選別なんかはするし、一度は、机の上も、半分くらいの荷物は、捨てられたり、どかされたりもするからである。

拾ってきた本は、今度のゴミの日に捨てよう。笑。

落ちている本であっても、驚くべきお値打ち品もあったりする。

アタシは、その、立派な映画の写真集を見ながら、マリリンモンローの絵でも描こうという気持ちに満ちている。

掃除をしていたら、まだ、展示していない版画が出てくる。

そうして、それらを額に入れて飾る。

何かを撤収したいよなあ。

黒田さんが描いてくれたアタシの肖像画も飾りたいけどなあ。あの絵も巨大なんだよねーっ。

イラストのカットや表紙の絵は、まだ、箱に入ったままで、明日から、個展の最中に、それらの整理もするという感じ。

バリ島に住んでいたときには、よく絵を燃やしていた。

燃やすべき絵ではなかったという作品が無いわけではないが、この世に存在しなければ、心は軽くなる。

最近は、どこかにあるはずだなどという理由で、一枚の絵を探す時間の方が、よっぽどムダだという気になっている。

ガラス絵はパっとしなかったよなあ。

まあいいか。

もう少し、イロイロな色を塗り重ねてみよう。

そうして、もう少し、絵を自宅に持ち帰ろうと思うアタシ。

絵って、邪魔だよなあ。

皆さんどうしているんだろうなあ。

自宅では、18枚の連作(カンバスは、折りたたみ式のカンバスなので、36枚ある。)を袋詰めし、タンスの上に置く。

この状態で、一体何年ここに置かれるのだろうという恐怖でイッパイになる。笑。

半年から一年程乾燥させた絵も、袋詰めして、更に乾燥させる予定。

油絵というのは、本当に乾くのが遅い。

そうして、今度は、この前賞を頂いた50号が邪魔ということに気づく。

どーするんだよっ。

とりあえず、玄関に飾ることにする。

(外っす。)

どうやって絵を展示するのか考えないとなあ。

これがあると、他の絵が展示できないんだよねーっ。

明日は、早起きして、もう一度、アトリエの掃除をしたり、不要な品を持ち帰ったりしようと思う。

額も邪魔なんだよねー。

ポスター額、買ってくださる方大募集!

この前、文房堂のスクール展に出した銅版画、大きすぎますって。

天使と違って、売れないだろうしなあ。

大きい絵というのは、作るのは簡単なんだけど、物凄い邪魔ということは理解できてきた。

何とかしないとなあ。

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