◆◆◆ 709 ★ 新作 ◆◆◆

2006.5.26

夏の個展に向け、油彩のラストスパート。

さすがに、絵が安定してきて、自分なりには、ヨイ絵になってきていると思う。

有名画廊からプロデビュー出来る日は近いぜ。

気持ち的には、立体の作品ももう少し作り進んで、全体的な完成度をアップさせたい。

この作品も、忙しくて、月に2回位しか行けない時間の透き間に、チョロリと描かれている。

絵を描くのが早いと儲かるぜ。

デュシャンの絵も描いてみる。

やはり、一色だと余り感じが出ないんだよね。(モノクロ写真を見て描いてます)

この辺、もう少し、描画の力をアップさせて、細いラインを引けるようになりたい。

それにしたって、便器を見に行かなかったら、私の芸術に対する理解は、

ここまで進まなかっただろうと思うと、アタシにとっても、この作品は、

人生を変えてしまうほどの力があったのだと思えてくる。

今更ながら、彼のスゴサに感激するのである。

それにしたって、和田さんとかいう画家の人、イタリア人画家の絵を盗用したとかで話題になってるけど、

あれだよなあ、いい絵もイッパイ描いているけどなあ。

あのイタリア人画家の絵というのは、まだ未完というムードだし、

青木繁なんかも、「この絵は、俺ならもっと上手く描ける」などといい、

人の絵に加筆してモメた話を聞いたことあるけど、まあ、良い絵をもっと良くしたいという

気持ちは解るよなあ。

アタシだってピカソやマティスの絵の模写をしたりもする。

良い作品に触れ、何らかの影響を受け、それをそのまま作品にしてしまうということは、

アタシにもよくある。

展覧会に出したというのがマズかったよね。しかも、大きな賞を取っちゃったからねえ。

アタシの場合、画面に文字を入れ、「ピカソの女のパクリ」などと描き込んでいるから、

皆、パクリだと解ってくださるけどね。たはは。

模写はイロイロと問題起こる可能性あるので売りません。念のため。

天使の絵は何気で人気なので、少し描いておこうと思う。

線が伸びやかになってきて、ドローイングの練習の成果が出始めている。

大谷さんも、ゴアサさんも、物凄く描くのが早いと思うんだよね。

あのような早い絵が売れる実態があるのであれば、なんとかやっていけるという気になるよね。

アタシも頑張るわ。

どんな作家さんも、人生を賭けて絵を描いている。

展覧会に行くと、ああ、この人も、あの人も、頑張っているなと思う。

頑張るだけではダメで、その中に、成長が見られて、新しいことにチャレンジしている人にだけ、チャンスが訪れる。

その事には間違いがなく、作家さん本人がそのことに気づいて、もっと良い作品を作らないと、見る側はすぐに飽きてしまう(離れてしまう)のである。

応援してくださる方に感謝し、私にしか描けない絵にしてゆきたい。

魔女のキャラも作るぜ。

近所の八百屋さんの肖像画。

ちょっと前(1年以上前)に描き始めたので、タッチがビミョーに違っているけど、仕上げる決意をする。

かなりの決意。

この作品は、面と面とで作られているのよね。最後に、やはり、ラインを入れてしまうんだけどさ。

面だけの作品というのは、アタシにはなかなか作れないでいる。

昨日、犬のミミが、こんなに垂れていないというのを確認したのよね。

描き直さないと。

左の猫は、ミッキー。犬はプー。

家族はディズニー好きというムード。

お店のマスコットというか、主という感じで、お客様にも大人気。

似てるよなあ。

この絵は、八百屋さんに展示してもらおうと思ってます。

いつも、応援ありがとうございます。

奥さんは、私のことを気にかけてくださって、新築祝いなどの小品を買ってくださり、お店にポスターも貼ってくださり、大変感謝しています。またよろしくお願いします。

そうして、やっぱり、肖像画を描きたいと思いが沸いてくるのである。

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