◆◆◆ 610 ★ 帽子を作る ◆◆◆

2006.1.8

いらない帽子に、捨てようと思っていた服をラッピングする。

まあまあだと思う。

かぶると、顔がほとんど隠れて、とてもチャーミングに見える。笑。

余り布でバラのコサージュもつける。

可愛すぎて、日ごろのボロ服にはマッチしないというのを除けば悪くなかった。

今度、写真撮影などがあるときには、是非、この帽子を被って撮影しようと思う。

アナタは、帽子を被らないから解らないだろうが、帽子を被っていると、顔を覗き込むオヤジ多数。

みんなガッカリしたに違いない。

それでも、期待を与えるというところが重要である。

その後、アトリエへ。頼まれていた天使の絵と、肖像画を加筆。

中途で終わっていた天使の看板も加筆。

朝、新しいコラムが届いたことを思い出し、夕方からコラムのイラストに着手する。

シャローンストーンと、デミムーア。

コラムを読み、登場人物の写真をネットで探すということから、この仕事はスタートする。(画像にはコピー防止のプロテクトがかかってますけど、アタシの場合3秒くらいで突破。)

指定されたサイトにアクセスしても、どれがシャローンストーンか解らないというのが特徴である。

当然に、デミムーアも解らない。

アタシってば、ホントウに何も知らないのだと思わされる。(映画は見てると思うんだけど、あまり個人名に興味がないんだよね。)

氷の微笑。確かに見た。

あの美しい白いワンピースの事は一生忘れない。しかもノーパンなんだよ。

覚えているのは、シャローンストーンがノーパンだったことだけで、アタシの記憶力というのは、ネズミ程度だと思えてくる。

そうして、ネット上では、シャローンストーンかどうかの確信は持てないでいる。いくつかの写真などを見て、やっと、ああ、やっぱりこの人なのだと思う。汗。

そうして、カラーインクで描画するのだけど、プラチナブランドの髪の色というのをどうやって表現するのかに苦戦。

結局パソコンで加筆して、ちょっとゴマカシてしまう。

美を語るサイトというのは奥深く、学ぶべきところが大量にあるのである。

風呂場で、二重アゴ・三段腹というわが身をチラリと見て、現実に気絶しそうになる。

あの体系を維持するために、毎日ビスケットとオレンジとヨーグルトで過ごせと言われたら、キッパリ断るぜ。

そうして、たいして美人に生まれたりしなくてヨカッタと、つくづく自分の幸運に感謝する。

美しい女が欲深くなかったという例をアタシは知らない。

そういえば、大学時代に買ったスーツを着ようとして、(着れたんだけど、歩けない)オットに、「ムリするなよ」と、呆れられたのは最近の話。

その話を知人にすると、

「図図しい」などとキッパリと感想を言われてしまう。

大学時代は、いくらなんでもムリっぽい。

あとちょっとなんだけどねぇ。

あとちょっとすら手に入れられない。

カットのイラストは、ニ点描き、シャロンがあまりキレイに描けなかったというのが悔やまれる。

デミは、昔のヌードのビデオジャケットが余りにもステキで、描かずにはいられなかった。

最近のに描き直せと言われる可能性高し。

まあいい。絵を描いている時こそ至福の時間であり、また美女の絵を描けると思えば、また幸せな時間が到来するのである。

ヨイ仕事である。

連休明けには、新しいバイトの面接がある。

どーせまた落ちる可能性大なんだけどさ。

それでも、受けないよりは、受けたほうがヨイ。

そのうちに、ヨイめぐり合いというのが、きっとあるに違いない。

もし、採用にならなかったのだとしたら、それは、そのほうが、きっと、私のためにヨカったに違いないと、いつも思うのだ。

巡り合わせというのは、そういうものである。

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