◆◆◆ 603 ★ 2006年新春特大号!600会記念-3 ◆◆◆

2006.1.1

次なる場所は、北日本宮富士浅間神社への初詣。

40分程の時間があったものの、2時間待ちの大行列。

列には並ばずに、横の出口付近までなんとかたどり着き、この辺りで手を合わせる。

限られた時間しかないのだから、正式に参拝できなかったのは仕方がない。

手前の、ビニールの屋根の場所では、お神酒を配っている。

そんなもんで、ここで、お神酒を頂き、100円を奉納。

新年早々、支払いは酒に集中する。

「お賽銭も払っていないのに、お神酒を頂くのは申し訳ない」などと抵抗していた母も、イケ面の羽織袴のお兄さんに呼び止められて、一杯頂いたようである。気持ちの切り替えの早さは遺伝子であった。

お金を奉納したかと聞いたら、30円奉納したのだそう。笑。アタシより安いぜ。

お賽銭の話で騒ぐほどの額じゃねーでしょう?というように、支離滅裂気味の母。

お願いするからには、無料というワケには行かない。神社というのは、金儲けが上手いなあといつも思う。

それでも、収入が元旦に集中するからねぇ。それ以外にもイベントを作って、何とか集客しなくちゃならないよなあ。

こんなに田舎なのに、こんなに豪華なんだから、そうとう人が来るんだろう。

神社の格というのは、参道の距離に比例する。

初詣の列は、終わりが見えないところまで並んでいて、よっぽど有名な神社なんだろうと思いながら、帰ってきたらネットで調べてみるという、この手順前後。

まあいい。

もし、行こうと思っている方がいらっしゃるのであれば、2日とか、3日などにずらすと、寒い中待たなくてヨイと思う。

次なる観光地は「ご当地ビール」で昼食。(ツアーには、昼食代金は含まれておりません)

道の駅も併設されている。

昨日、今朝の御節と、豪華なお食事を胃袋を拡張させながら食べ続けるわれわれには、洋食系のメニューは気が進まない。

道の駅で場末の蕎麦でも頂こうという話になる。

それでも、「ご当地ビール」を飲まないワケには行かない。

とりあえず、ビール工場のレストランに入り、地ビール3種をオーダー。

それぞれが、一口ずつ頂く。

一番上手かったのは、ピルスという、一番下のビール。

ま、モルツの方が旨いけどね。

地ビールなので、軽め。旨口系。

一杯で十分というお味だが、飲まないよりは、飲んだほうがイイに決まっている。

出来立てという良さや、ここでしか飲めないという付加価値はある。

行ったら、また飲むと思う。

上の左側はデュンケル。麦を少し焦がし目に焼いてから醸造。口当たりは、やっぱり軽くて、ビール党の我が家にはちと物足りないのよね。それでも、女性なんかにも飲みやすくて、どんなお料理にも合うと思う。右側はヴァイツェン。ろ過していないので、酵母がそのまま残っているのだそう。濁り酒系。

これに、レモンを絞りいれて、少しスッパクしていただくというのが正しい。

年賀ということで、オリジナルふじやまビールコースターをゲットしてホクホク。

道の駅の横には、湧き水が垂れ流しになっていて、水を汲みにくる人が後を絶たない。

この水は、無料で頂けるものらしく、大量にボトルに詰めている人は、きっと、ラーメン屋さんとか、お蕎麦屋さんなのだと思う。

日本は水の国である。

バリ島に住んだコトの無いアナタには判らないだろうが、水が飲めないという生活は、不便極まりない。

そうして、こんなに水が、ジャンジャンと流れ出ているのに、水道水は飲みたくないという都会の生活というのにも驚かされる。

水道の水というのは、そんなに危険なものなのか?

という問いに対して、アタシなら、バリで3年間暮らせば、日本の水道水が物凄く安全だということが理解できると思う。と答えると思う。

そうして、水道水がそのまま飲める国というのは、世界中を歩いても、そんなに多くないという事実に、また驚かされる。

が、このようにジャンジャン流れてくると、そのことは当たり前なので、感謝ということもしない。

幸せが当たり前になると、人は感謝を忘れてしまうのである。(オジャラは細木カズコになってしまうのか?)

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