◆◆◆ 580 ★ 年賀状を作る-2 ◆◆◆

2005.12.12

ノリが乾燥すると、色がね、凄く薄いのよ。

手近なところにあったインクで、春と書いてみる。

書がなあ。もう少し気の利いた字にならないとねえ。

それにしたって、この紙、自分で染めたとは思えないよなあ。

カラーインクって、色が独特だよねーっ。

そうして、あまりパッとしないので、文字を書く道具も作ろうと思い立つ。

誰かから頂いたみやげ物の箸。

写真では見えないけど、柄の所に顔の彫刻がほどこしてあり、捨てるのは惜しい。

それをカッターナイフとノミで削って、ガラスペンのようなペン先をつくる。

それで描いた作品。

よしよし。カワイイぜ。

そうして、早くもこの有様。

しかも、書が下手クソ。

手で染めた和紙は、思いのほか、滲みが広がってしまうのよ。惨憺たる結果。これではなあ。まあいいか。

インクジェットのポストカードよりはマシ。

完全に読めないやつを除いては、まあ、使うことにしよう。

表に、紙も手彩です。などと、念のため書くことにしよう。(ウソ)

こちらは、しゃぼんだまあおいそら愛読者様限定でお送りすることにします。笑。

説明するの、面倒なんで。

そうして、あと、30枚くらいは、銅版画で作ろうと思うのである。

大きいのの手前にある、小さい二枚が、年賀状用の版。

年賀状用なのに、なぜか二版もあるというのがスゴイ。

理由は、どちらかは失敗するという想定。

こっちはこっちでカワイイんだよねーっ。

印刷していないので、なんとも言えないけどさ、明日は、年賀状の印刷をして、それから、大きい版をいくつか刷って、そんでもって、カレンダーのリノ版をもう一版作るぜ。