◆◆◆ 544 ★ DAY DREAM(白昼夢) ◆◆◆
2005.11.7 |
朝、ポストを覗くと、エアメール。
何だろうと開けてみると、郵便局連絡せよという話になっている。 行ってみると、ポスタリングマネーなる品が届いていた。 封筒には差出人名が無かったが、ロンドン筋が金を送るという、例のやつかもしれない。 そうして、早速換金しようと、ポスタリングマネーを窓口に。 1ドル/116.84って、物凄いレートヨカッタよねえ。 換金してみるとビックリ。 うっひょー。45万円越えだって。 アタシが請求したのは13万円程度だったと思うんだけどね。(忘) 何かの間違いじゃないかと、よーく確認したが、郵便局の人はオッケーだというので、そのまま金を郵便局に入金。 当然だよねーっ。 後で返せと言われる可能性高いし。 |
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これまでの経緯をお話すると、ロンドン筋は、HPを見て、絵の在庫を尋ねてきた。 そんなもんで、絵の値段を伝えると、次に、「こんなにイイ作品なのに、どうしてこんなに安いんだ?」 という質問。 「銀座のギャラリーなどを通すと3倍ぐらいの値段に自動的になるが、どーせ、アタシには、この程度しか入ってこないのよ。直接売れれば、この値段で構わない」 と回答。 そうして、金を送ると言ったまま、何日か経過していた。 まあ、遠いからね。 アタシにしてみれば、もし、本当に届いたら、ラッキーなので、金が届くまでは放置。(というか、梱包は、オーダーされた日に終了。) そんでもってさ、金が届いたワケじゃない。 うっひょー。 日本でオーダーしてある船便でなどと言っていたが、そういうことなら、こちらで運賃なんか負担して、EMSで明日送っちゃうよ。 と思っていた矢先、郵便局から電話。 |
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よく解らないまま、郵便局に行く。 オ「やっぱ、何かの間違いだったんだぁ」 郵「いいえ。本人確認の(免許証番号)控えを忘れまして。スミマセン」 という話で、番号を記入してもらい、帰宅。 やっぱ、45万円の金を送ってくれたんだろうか? そうして、もう6時を回るころ、また電話。 今度は、「先ほど支払った金を一旦、元に戻して欲しい」 などと言ってくる。内心、ヤッパリと思いながら、 オ「どーしてよ?」 郵「為替の最終チェックをしていたら、お預かりした為替にマニュアルに掲載されていない不備がありまして。(ニセの可能性がある)」 などという話。 |
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郵便局には、絵を置かせてもらっているということもあるし、近所なので、あんまりモメたくないよねーっ。 とりあえず、ネットで注文を受けたことや、先方の希望で、ポスタルマネーに決まったこと。 こちらが請求した金額の3倍も振り込まれていたことなどを説明する。 ニセ金で支払う人が、指定額の3倍も払うはずがないだろう。 善意に解釈すれば、貧乏そうなアタシに(お金持ちだから)多目に支払ってくれたという可能性もある。 そうだと思いたい。笑。 おまけも大量に送っちゃうけどなあ。 どちらにしたって、郵便局は、国際ナントカというところまで為替を送って、ホンモノかどうか、アメリカまで確認するのだそう。 郵便局が民間になるには、問題山積というのは理解できた。 オ「そんで、いつ解るの?」 郵「4日後です。」 オ「とりあえず、今日以上のレートになるまで待って、それから交換ってことでね。 確認に時間がかかるのは、そちらの事情なんだからね。お客様に損させたらイカンのよ。フツーは、そーいうワケにもいかないと思うよ。」 などと、穏便に済ます。 それで、結果はどーなったって? 教えてあげないわよ。 現代アート的気になり方。やっぱ、芸術家の日記はこうでないとね。 え?作り話だろう? こんなオモロイ話がフィクションでサラサラ書ける才能あったら、アタシはとっくに作家になってるぜ。 ニセ為替だった方が、筋としては盛り上がるよなあ。 |