◆◆◆ 531 ★ 全国大会 ◆◆◆

2005.10.20

私が参加している、ダイレクトマーケティングワークショップというところで、(オジャラは東京理事)全国合宿があったので参加する。

横浜ベイエリアの会議室で、公演を聞く。

ソフトバンクの人が講師で、今後のネットやモバイルのビジネスの潮流的話を解りやすくしてくださった。当然に、ソフトバンクホークスネタが一番最初に来る。来年こそは絶対優勝。

愛社精神というやつだろう。

将来は、やっぱ、ケータイ市場というのがもっと成長してくる系。

アタシも、ケータイサイト、テコ入れしようと、真剣に決意。QRコードも駆使なわけぇ?謎爆。

最後に、その社員の方は、尊敬する孫氏の話でしめくくる。。

「夢と、根拠の無い自信があった」

というところから、ここまで大きくなったのだそうだ。

夢と、根拠の無い自信かぁ。

それならアタシも負けてないけどなあ。爆。アタシも、孫氏位に、ビッグになるかもなあ。

オジャラが生きている間に会いたい人は、ビルゲイツと、伊藤社長(イトーヨーカドーの初代)

ムリかもなあ。

見る位とか、公演聞くくらいならできるかもねーっ。孫氏かぁ。まだリストに入ってないけどなあ。

そうして、全国のマーケターの皆様とイロイロな話をする、宴会がある。

アタシは、今回、お土産担当で、自分の作品を持ち帰っていただいたため、皆さん、覚えてくださったと思う。

関西「あの、100万円の版画とかって、何なんですか?」

オ(内心、関西にもあるのかと納得しつつ)「ああ、あれは、消費者の無知につけこんで、価値よりも高い作品を、価値があるように見せかけて売ってるだけですよ。実際、引き取ってもらう段になると、●万円程度らしいですけどね。まあ、価値ゼロってことでもないっすよ。」

関西「おおっ。やっぱ、そういう世界なんだ」

オ「買うほうも勉強が足りないんですよ。商売なのであれば、高く売った方が勝ちでしょう。」

関西「ホンマやなー。そのために、マーケティングの研究してるんやもんなー」

などという、品の無い会話。

オジャラよ。アンタ、ホントに画家志望なのかよ?

それでも、アートのマーケットについてのミナサマの関心は高かった。

今まで、知りたくても、質問に答えてくれる人に出会ったことが無かったということなのだろう。

オ「画廊業って、ダイレクトマーケティング業なんっすよね。2年研究して、やっとそれが、解ってきました。」

関西「そっ、それって、どーいう意味や?」

オ「収集家のリストを手に入れられれば、物凄く小さいパイでも、商売が成り立つって世界だってことです。」

関西「どっ、どんなリストなんだよっ?」

(以下省略)

というように、市場の研究は、かなり進んできている。

オ「アタシが、そのリストを手に入れたからといって、絵が売れるワケではないんっすよ。」

関西「露出多くして、知名度上がれば、バンバン売れるんとちゃうか?」

オ「それは違いますよ。作品が芸術にならないとね」

関西「芸術ってなんだ?」

という風に、結局、芸術を理解できるかどうかというのが、販売可能かどうかということに関わってくる。

そこが、他の商品と違う点である。

ちゃんと説明できるように、整理しておこう。

翌日は、横浜散策。

横浜トリエンナーレガイド役だったアタシであるが、1800円の入場料にビビリまくる地方の皆様。

しかも、横浜の中華街を観光するという案が優先される。

九州や大阪、名古屋からいらしたミナサマには、芸術より食い意地ということなのだと思う。

それにしたって、朝食時の会話は、「ヨコハマのブタマンって、関西のよりマズイらしい」から始まるからねぇ。

まあ、仕方ないか。

そういう、厳しい感性が存在するからこそ、旨い店が増えてゆくのである。

東京のように、グルメ雑誌に乗れば人が来るという商売とは違うのだ。

そんなこんなで、ヨコハマトリエンナーレは別な日に行くこととなり、アタシは、2番の散策コースに同行することになる。