◆◆◆ 478 ★ 銅版画のお教室 ◆◆◆

2005.8.30

今日は、一ヶ月振りに、銅版画のお教室がある。

センセイは、夏休みに、オランダに営業活動に行かれていたのだそうだ。

ご自分で作られた、CDの作品集をあちこちに配布されて、アーティストや、版画工房の方と、交流を深められた話をされていた。

オランダねぇ。

どーしてオランダだったんだろう。

アタシには、コカインが合法だからオランダなのかなあとしか思い浮かばないんだよね。汗。

オジャラよ。アンタどーして、そんなに品がないんだよっ。

みたいな世界。

センセイの版画は、北欧系という感じは理解できる。正統派版画コレクターというのは、北欧に多い(推定)。

その後、アタシがイラストレーターの協会なるところに入った話になる。

交流会というところでは、一体何を話すのかという話で、「自分の作品ファイルというのを見せ合うんですよ」

と説明すると、一同驚いていた。

アタシも、同業同士、どんな話になるのか、内心ワクワクしていたのだが、どうやって仕事を取るのかから、どんな仕事をしたのか、ギャラはいくらだったのかまで、話題は尽きることが無かった。

プロのイラストレーターであるからして、皆さん絵は物凄く上手い。

が、それだけではない。

独自の方法で作品を作ったり、キャラクターデザインができたり、エロエロ系だったりと、自分の見たことも無い世界がそこには広がっていた。

その後、センセイの作品のキャラは、フィギアにしようという話で盛り上がる。

「絵なんて、誰も買わないものなんです。フィギアなんて、1000個も持ってる人いるんですよ。(安いので)しかも、購買層がまだ若いから、生きている限り、ずっと買ってくれますし」

という会話。

五人娘のシリーズだけでも5枚くらいあるからなあ。(25人)

あれ、立体にして、シリーズで売り出したら話題になると思うけどなあ。

そうして、プラスチックのフィギアには、あまり積極的でなかった先生も、「ボッシュやブリューゲルの版画のフィギアが、オランダのミュージアムで売られていた」などという話をされ、心はかなり動いているみたいだった。

オジャラ「時代は、キモカワイイっすよ、センセイ」

センセイ「俺のは、キモイでしょう?」

竜「センセイのは、キモカワイイですよぉ」

という、キモカワイイをコンセプトにした展開になりそうなセンセイ。汗。

そういえば、文房堂の、アートスクールの展覧会、9月5日から1週間です。銅版画のコーナーにアタシも一枚出しました。

今回は、「汚れた泉」っす。

ホントは猫も出したかったんですけど、なんか、マットと額のサイズが合わなかったもんで断念。

もーすこし、マシなのあったんじゃねーの?

どーだっけねー。

というように、なんとなく、やる気低下中の銅版画ですが、それは、作っている作品がことごとく失敗しているからに他なりません。

腐食しすぎて失敗するか、かろうじて生き延びるか。

というような、ギリギリの線を作ろうとしているからなのよ。たははは。

もう少し猫の版画を作って、日銭を稼がないとなあ。