◆◆◆ 472 ★ カラーインクの習作 ◆◆◆

2005.8.20

また大量に、この筋の絵ができてしまったのだが、一枚も売れたことがないんだよね。どーよ。

少し売れそうな気がしてきたアタシ。汗。

油絵に戻りたいのだが、机の上には、カラーインクのキットが散らばっていて、とりあえず、こっちを描いてしまっている。

まあ、何でも良いということである。

ときどき、てぬぐいコーナーに移動し、次の作品の構想を練り、飽きてはまた、椅子に座る。

(手ぬぐいコーナーは、立ち作業??)

額縁屋のオヤジにもらったオフセットの印刷物の裏に描画。

うっひょー。アルシュって描いてあるけどなあ。

さすが、アルシュの発色は素晴らしい。

しかも、絵の具も安定するので、劣化が少ない(はずなの)んじゃないかと思う。

やっぱ、紙が違うと、絵とか色とかも変わってくるもんなんだねえ。

俄然やる気の俺(→ライフカードのCM風に)

オットはヒマらしく、全部の続編ムービーをネットで読破していた。

ヒマ人めっ。

オチは、いつも失敗するという筋で、カードを使わなくてはならない結果に。ライフの割りには、センスが伺える。

その後、小松亮太さんのバンドメンバーを描く。

あんまり似てないけど、まあ、ムードは出ていると思う。

遠くて、ピアノの人とギターの人がよく見えなかったんだよねーっ。

さすがに、カラーインクでの描画が進んできたので、失敗しなくなってきた。

薄めすぎると、完全に乾いた時に、まったく違う色に見えるというのを除けば、プロっぽい。

そうして、退色がどれくらい進むのかというのが心配で、販売するのはムリだろうと思えてくる。

オジャラよ。文字も練習しろよ。

みたいなね。

もうそろそろ、雑誌の10月号の表紙の納品日が近づいてきて、担当のSさんに電話をする。

今回の特集ってさー、どんな記事なのぉ?

みたいな電話である。

前回は、優良顧客のピラミット図でなんとか乗り切ったが、さすがに毎年同じテーマだと、なかなか構想が浮かばない。

だいたい、優良顧客で絵を描いてくれという方にもムリがあるよなあ。

何点かはできてはいるのだが、なんかパっとしないんだよねーっ。

そのあと、イラストレーター協会からコンペのご案内がきて、その作品を作る。

コンペというのは、やりたいひとが作品を出し合って、主催の人が一枚を選ぶという方式の採用方法である。

公募みたいなもんなんだけど、イラストを頼みたい人は、このようなイラスト専門の所に効率よく、頼んで、良い絵が選び出せるということになる。

応募する側としては、それぞれ、自分の作品を作り、それが気に入られるかどうかというのは未知の世界なのだが、ヒマであれば、応募するということなんだと思う。

作品を完成させることで、力もついてくるし、採用された作品を知れば、自分の作品の足りないところも学べるということである。

絵を選ぶ側というのは、全く個人的な事情で作品を選んだりするので、どの絵が正しいということでもない。

少なくとも、仕事が流れてくるということだけでも今までよりはマシということなんだろう。