◆◆◆ 445 ★ 職安に行く ◆◆◆

2005.7.31

免許を更新した後、職安に流れてみる。

区内で、グラフィックデザイナーを募集している会社があったからである。

5人も募集してるけど、どんな仕事なんだろう。

出版系じゃないよねー。

まあいいか。

仕事を選べる程の経験が無い。

それにしても、職安って混んでるんだねえ。

あんなに仕事をしたい人がいるんだから、職安のスタッフを増やせばいいのになあ。

そんでもって、具体的な場所などを聞き、職安の人にアポを取ってもらう。

せっかちな人で、木曜以降と言っているのに、水曜でなどと決められてしまう。

就職斡旋には強引さも必要ということなのだろうか?

業務内容、ポスター、広告物作りかぁ。

足立区でそんな仕事が大量に来るというのは、パチンコ系か、ガソリンスタンド系しかないだろうぜ。

まあいいか。

ガソリンスタンド系の販促物なんて、腐るほど作ったことがあるもんなあ。(会社で作ったDMなんかをガソリンスタンドに、売ってたのよ。ゴクミだったけどね。たはは。→何億も予算持ってたのよ。おほほほほ。)

あれはあれで、品の無い世界だった。

パチンコというのと大差ない。

ある程度、お任せで作らせてもらえると、力はつくかもなあ。

渋谷辺りにあるデザイン会社に、満員電車で通勤する根性がないよね。

逆方向、電車で6分は近いぜ。

パチンコのポスターって、あんまり見たことないんだけどなあ。

経験値として認められるんだろうか?

ま、結果が全てだよな。

良いポスターは、内容に関わらず良いものである。それが、才能というものなのだ。

作るのは作れそうだよなあ。バリエーション少ないし、そんなに高度なこと求められてないだろうし。

看板とかポスターを作るというのは、結構楽しいのよね。

新しいマシンとかに詳しくなりそう。

はぁ。

益々品の無い人生になるよなあ。

この連載のタイトルも、「パチンコ玉青い箱」とかに変わるかもなあ。その方が、アクセス数アップしたりして、世の中というのは奥深い。

まあいいか。ここに来ている人の品が、それほどイイとも思えない。

こんなに品の無いコンテンツを愛読しているんだもんあな。どんな人たちなんだろうと、それはそれで驚くべき話である。

 

自宅に帰ると、メールで取材依頼。(アタシに対する個人的な取材依頼ではない。)

電話でねえ。

雑誌社というのも、金が無い。

だから、インタビューの相手が文を書ける人であっても、記事を頼んだりはしない。

イロイロとかいつまんで、ライターなる人が自分で書くワケである。

そうしないと、ライターさんが食えないからね。

もしくは、社員が書いていたりする。

なるほどねえ。最近の雑誌記事がつまらないのは、そういう理由なんだよね。

よく事情を理解していない人が書いているから、内容に説得力がなくて、読者がピンと来ないわけかぁ。

名前位は載せてくれて、掲載された暁には、雑誌を一冊送ってくれるのだそうだ。

文の人というのは、絵の人と同じくらい大変である。

彼らに求められている能力は、タダで情報を集めて、金を払わずに記事にする能力である。

予算が無いのだから仕方が無い。

が、しかし、そんな記事に、読者が金を払うはずもない。

あれだよなあ。こんな話をネットに書いちゃうから、出版系の仕事が来ないんだよねー。たははは。

実態は実態、事実は事実である。

あーたね、こんな品の無い話ばかりのコンテンツでも、書いちゃいけない話は書かないよーにしているのよ。これでもね。うふふ。