◆◆◆ 442 ★ カレンダー公募作品を作る ◆◆◆

2005.7.26

カレンダーの図柄の公募があり、何点か作ってみようと思う。

細長い紙の絵である。

これを、3つに折りたたんで、長3の縦長封筒に入れて送ることができるという、柱などに掛けるタイプのカレンダーなんだそうだ。

絵は毎日描いているし、ボツでも下絵が帰ってくるらしいので、応募することにした。

公募によっては、下絵は全く帰ってこない団体もあり、あれは驚いたぜ。

今度から気をつけよう。

どっちにしたって、指定された大きさの紙を準備しなければならない。

地口あんどんの作品を作るのに、切り取って、残りを捨てようと思っていた、細長い和紙が15枚ほどあった。

何故かピッタシ。

まず、これに描くことにする。

カラーインクでと思ったのだが、和紙だと紙が薄すぎて、滲みなどが表現できないかもしれないと考えてクレヨンで描くことにする。

ペンテルだけどね。汗。

まあ、劣化してもこれくらい出れば、悪くない画材だと思う。クレヨンというのも、色を塗る順番を間違えなければ、結構美しく作品を完成させることができるのである。

日ごろ、油彩でも抽象を作っていることもあって、柄はどんどんと出来てゆく。

カレンダー用の絵というよりは、テキスタイルのパターンみたいな絵になってしまう。

まあいい。

ある程度まとまって、デザインした作品があれば、テキスタイルのデザイン会社に売り込みに行くことも出来るからである。

服地のデザインができるようになると、儲かるんだよね。

モリハナエとか、コシノ三姉妹とか、ケンゾーとか、イッセイミヤケとか、みんな、あれくらいの人は、テキスタイルのデザインもしてるわけよ。そうしないと、服に差はあまりないからね。

最近繊維業界は低迷中だからなあ。出版界よりもヤバイ系?

それだって、服を着ていない人はいない。

繊維業界は自分でブランドを持てたデザイナーだけが儲かるのよ。

和紙に全部描き終ると、家でDTPデータも作ってみるが、実物よりも色が著しく劣化してしまうので、原画も送ることにした。

今の印刷技術なら、CMYKに変換しなくても、作れるような気がするんだけどなあ。その辺、独学なんで、イマイチ不安。

アタシにしてみれば、ボツになれば、来年のカレンダーという腹なので、全く困らないんだよね。たはは。

こんな柄であれば、バッグでも、ユカタでもカワイイしね。

結局データ加工もいくつかは完了し、細長い書も何点か描く。

それから、あとりえで水彩紙にカラーインクの作品も何点か作ってみる。

カラーインクは、もう少し色のトーンを練習しないと、一生売れないぜ。

色が綺麗だし、ものすごい透明感があるので、ドローイングのアクセントなんかに使いたいんだけどね。

水彩絵の具と比較して、その色の美しさは圧倒的である。

やっぱ、専用のパレットを買うべきなんだろう。汗。

 

その後、世界堂の公募に出す作品を作る。

F20カンバス2枚を下塗り。

ネットで安く落札した奴である。

もう古いカンバスで、一枚には、前の所有者の下絵が描いてある。

たはは。

その上をなぞって作品作ったりして。汗。(→しません。)

明日は、公募作品かなあ。

構想は出来ているので、まあ、それを絵にするだけなんだよね。

大作を作るので、机の上を少し掃除する。

オジャラよ。もう少し片付けてからスタートしろよ。みたいな世界。

どの人もアトリエは散らかるという。

三岸節子のアトリエの写真も汚かったよなあ。(主に油絵の具のチューブの残骸で)

広いアトリエの写真だった。