◆◆◆ 428 ★ 日曜日 ◆◆◆

2005.7.16

誰か来たと思ったら、黒猫のお兄さんで、さくらんぼを頂く。

アタシの絵を初めて買ってくださった方からだった。

お心遣いありがとうございます。

私には、何も出来ることが無いので、恐縮の極みです。

午後から銅版画教室の、別なSさんが訪ねてくださって、冷やしたさくらんぼ、一緒に頂きました。

ご馳走様でした。

沢山の人が「良い絵だから、飾りたい。」

そういう画家になれるよう、また一枚描こうと思います。

Sさんには、新しい書を見てもらう。

大体、今回は、書を展示する予定はなかったのだが、展覧会中に、作品が増えてしまったのだから仕方が無い。

そんでもって、絵の話なんかで盛り上がる。

暑いですけど、お互い頑張りましょう。

今朝は、朝から、昨日作った垂れ幕の端をかがる。

そんでもって、大場印刷さんの前の電柱に掛けてくる。

今までは、白い地に、黒で描画していたのだが、今回は、キミドリを背景、黄色い女の絵を描いた。

やっぱ、これが目立ったみたい。

流れてくる人は、全員が、ポスターを見た人で、中にはチラシを握って来る人もいる。

幼い頃から知り合いのダンゴ屋さんにも、ポスターを貼っていただいて、チラシも置かせていただいた。

「ポスターをジーっと見ている人が何人もいますよ」

と言って下さったので、

「そういう方に、お願いします」

と話すと、快く引き受けてくださった。

ありがとうございます。

夕方、女子中学生が、アトリエ前をチョロチョロする。

「見ていけばー?」と声を掛けると、

「そんじゃ、友達も一緒に」といい、テニス部の女の子、部活帰りが3人でやってくる。一人では、怖いらしい。

あれじゃない、今までで一番の入りじゃない?

はぁ。中学生じゃ絵は買えないもんなあ。

みたいな。

受験生だというので、大量に増殖中のダルマの絵をあげることにする。(→掌サイズ)

「メダマを入れて、願い事を書いて、目の前に貼って勉強するようにね。」

彼女たちは、ポストカードサイズの小さい薔薇の油絵が気に入ったらしく、7000円だというと、今は買えないけど、高校に入って、バイトをしたら買いたいなどと申し出てくる。

あれだよなあ。

こんな小さい頃からアート収集スタートすると、末恐ろしいよなあ。

これは、ある種の、お客様教育みたいなヤツなんだろうか?

彼女たちは、ウロウロと何分も絵を見て行った。

よっぽど珍しかったんだと思う。

油絵を物凄い至近で見れるからねえ。(触)

そうして、ギャルにつられて流れてきたのが田中三郎さん。(今度、作品も紹介します。)

彼は、水彩画をメインに描く方で、ご自分のスケッチ帖も、いつも持ち歩いているということなので、アタシの展覧会にも関わらず、作品を拝見する。

良い絵である。

今日のはエンピツ描きのスケッチだが、8月に、千住で個展があるというので、そんじゃ、ウチのHPでもご紹介しますから、色つきのヤツ、持ってきてください。みたいな話、、、、、。

あ、カメラがないんだった。

オットよ。カメラを急いでくれ。

さぶちゃんは、プチテラスでも展覧会をしたことがあるらしくて、「あそこは、沢山人が来てくれるから、やったほうがイイよ」と教えてくださる。

オジャラ「マジっすか?外じゃないんっすか?」と聞くと、4丁目の横山邸の一棟を移設したのだそう。

蔵の町だからね。

アトリエも、昔蔵だったっつー話にするかなあ。(→しません。)

そんでもって、プチテラスでの展覧会に、かなり心が動かされてきたアタシ。とりあえず、一回見に行ってみようみたいな。