◆◆◆ 413 ★ 個展第二ステージへ ◆◆◆

2005.7.8

今日から、また個展。

朝から、駅前で、ネオリーブやアイフル他の金融系の方々と混じり、チラシでも配るかと思ったりしながら、やっぱ、一番チラシの減りが早い、蒲鉾屋さんに頼もうと思ったりする。

チラシ配りかぁ。

やったことないからなあ。

アート系の展覧会の場合、来たい人の筋が、駅にいる人とは限らないのよね。

ギンザの画廊の廊下なんかの他の展覧会のポストカードのコーナーなんかの方が、効率がイーような気もするんだよね。

明日の朝は、足立区展の受賞者の表彰式というのがある。

今日は金曜ということもあり、どーせ誰も来ないだろうと思いながら、何枚か描いたポスターを近所に貼らせていただく。

ステンシル型は、もう一つ作り、何種類かのポスターを作れる環境になっている。

絵は、意地の手書き。汗。

その後、去年作ったベニヤ看板が、あまりにも不出来なので、これでは、怖くて誰も個展に来れないだろうと思い直し、やはり、ポスターと同じステンシル型で、転写をして、カンバンにテコ入れする。

正確には、全部塗りつぶして、新しい絵を描くという感じ。

ベージュと白を混ぜて薄いクリームにして、下塗りを重ねてゆく。

何故ベージュを使うのかといえば、絵の具が余っているからである。

アタシは、黒は使わないので、描画は紫になると思われ、黄色の捕色にもなり、一石二鳥。

白で塗るよりも目立つし、汚れも目立たない。

なんとなくムラになってしまうのだが、それはそれで、味という感じ。

昨日の昼、1010商店街で買い物をしたレシートを貼り付けて応募箱に入れると、花火大会の屋形船が当たるというキャンペーンの最終日。

アタシは、商店街の箱に、応募用紙を入れに行く。

そうすると、ヨーカドーの並びのファミリーマートが賑やか。

野次馬オジャラは、ウルサイ現場をチェックしに行ってみる。

ナントカプロの「クールポコ」なるお笑いゲーニンが、一日店長をやっているらしい。

ふーん。

お笑いゲーニンかぁ。

これから売り出すらしい。

ふーん。

どれくらい面白いか、オジャラがチェックしてやるぜ。

と思い、

「写真撮ってイイ?」などと聞きながら近づいてゆく。

そんでもって、

デブ「同じジムショのナグラサンから頂いた名前でクールポコといいます。だからゼッタイに有名になります」

などと言っている。

オジャラ「お笑いゲーニンなんだから、何かオモシロイこと言ってよ。」

デブ「イヤー、もう十分オモシロイっすよ」

オジャラ「どこが?」

デブ「嫌、ですから、全部」

オジャラ「言ってることフツーで、全然おかしくないけど」

デブ「・・・・・・・」

みたいなやりとり。

せっかくだから、カンバンの前に立てなどと、立ち位置まで指示するアタシ。たははは。

場末の一日店長は、まあ、こんなもんだろう。

だいたい、ナグラもナグラだよなあ。

ブヒョーン・クルクルとか、

ブリブリ・バホッ

とか、どーしてもクールを使いたいなら、せめて

クールデブーンとかさ、

名前で笑いを取れないとなあ。お笑いなんだから。

「あー、こいつらツマンネーから、テキトーにつけておくか」みたいなのミエミエじゃん。

ノッポさんも、アタシと組んだほうが売れるに違いないぜ。たはは。

というように、忙しいといいながら、キッチリと言うことは言うアタシ。

つまらない芸人は、売れないもんなのよ。

それはさ、絵が下手な画家が売れても長続きしないのと同じ。

イラストレーションの、下手絵アーティスト特集などは、タイトルを見ただけで、下手なアーティストになりたい人たちに売ろうとしているのがミエミエ。

みんな楽して儲けたい。

はぁ。

世も末だぜ。