◆◆◆ 406 ★ 作業台の裁断 ◆◆◆

2005.6.27

額縁屋に朝から電話して、廃棄する予定の、ベニヤの作業台を壊さないように頼む。

そんでもって、木製のその台を、なんとかアトリエに運べないか頼んでみる。

よくよくサイズを測ると、どちらにしても、額縁屋から出せないということが解る。(階段の幅が、台よりも狭いため。)

アタシ、「(自力で)半分にカットするよ。」

と、のこぎりを借りて、カットを試みる。

アタリにいた全員がゼッタイにムリと思えたその作業を、アタシはコツコツと続け、時々昼食を取ったり、アトリエに行ったりしながら、とうとう、完全に切断を終える。

正味3時間ってところかなあ。

2時間半かなあ。

そんでもって、明日、その他の品を搬出するのに人が来るので、買う予定の額縁と一緒に、あとりえに届けてくれることになる。

はぁ。クタクタ。

手が痺れて、2−3日絵は描けないかもなあ。

それでも、作業台が来ると、てぬぐいの下絵の切りえが実物大でできるようになり、作業効率が物凄く上がるのである。

ポスター作りも、とりあえずリトグラフなんだけど、版作りの工程で、フォントを失敗しないために、一部に切り絵を導入してみようと思う。

あと、アルバイトで、近所の商店街の看板作りもやろうかなと思っている。

切り絵で、デザインした文字をステンシル転写できると、手書き文字と違って、物凄くカッコよく見えるのである。

竹久夢二展よありがとう。

そんなこんなで、今度はアトリエに戻って、作業台を入れるスペースを作る。

台が到着したら、ペンキで色塗りたいんだけどなあ。

台は一人では動かせない重さなので、アトリエの中で塗るしかないよねー。

オジャラよ、個展はどーなるんだよっ。

とりあえず、大きい額縁がいくつか届いてしまうので、それをどこかに収納しなければならない。

そんでもって、展示の邪魔にならないように、それらを隠さなければならない。

ムリかなあ。

まあいいや。

皆さん、狭いから来ないでね。

みたいな。

一体どんな個展なんだよっ。

こんなに暑いのに、絵など見たくないぜ。

去年もこの時期の個展で、時期をもう少し早くにずらせばヨカッタと思ったんだよなあ。

進歩無し。

そんでもって、荷物到着のゴタゴタで、色塗りをしようとしていた、バーバラの水彩画は、どこかに紛失してしまう。

はぁ。

また描かなきゃ。

とりあえず、額縁が届いてから、ほかの事を考えよう。

午後になり、新しい作業台が届き、黒ペンキで色を塗る。

そんでもって、手ぬぐいの下絵の原画(今まで置き場に困っていた)とか、道具、乾燥中のハガキ代の油彩などを、その作業台に収納することができ、アタシは満足であった。

明日は、額縁屋に、ゴムのマット(作業台の上に置く)や、切り落としたベニヤ(看板を作る)などを回収に行く予定。

おじゃら画廊

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