しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

◆ 5291 ★来客との会話-2 ◆

2021.5.30.

彼女は出版社に勤めているらしい。(契約社員とのこと)

出版業界って、今、大変だろうと思うけれども、彼女が、希望している職種で働けていることは喜ばしい。

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彼女は、鎌倉の読書の会に参加していて、毎月訪ねて行くんだけれども、そこに、骨董品屋さんが店を出すことがあるのだそう。

それで、雨に閉じ込められた日に、骨董の見方などを教えてもらったというのである。

ユウコ「こんな小さなモノでも、2万とか、15万とかするんですよ。私には価値が解らなかったけど」

オジャラ「へー。そんで、その人、何て言ってたの?」

ユウコ「経年過ぎたものには、新しいものには無い価値が存在するって言ってました」

オジヤラ「へー。」

(ちょっと違うと思いつつも、大切なことは、その値段で買う人も存在するという深い世界だということになる。)

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ギャラリーのショーウインドーには、アタシのショボイコレクションや、新作が、ゴミみたいに展示されているんだけれども、

ユウコ「オジャラさんも、イロイロ持ってますよね。これは、売らないんですか?」

オジャラ「ああ、これは、アタシのコレクションだからね。売らないよ。笑。」

ユウコ「スゴイですー。」

何がスゴイのか解らなかったけど。笑。

オジヤラ「これは、古いよ。あと、あの壺。金で繕ってあるでしょ。あれは、アタシが直したの。『素人手ではありますが、金継で修理しました。末永く大切にしてくださる方がいらっしゃれば、お譲りします。』とか言えばさ、壊れたままよりは、高く売れるじゃん。笑。」

ユウコ「え゛ー、おじゃらさん、金継もできるんですかー」

という会話。

金継は、思いのほか簡単だったけどな。

一応、リサイクルセンター主催で参加費800円という講習会には参加したけど。あれは、安かったな。

大切なことは、技術を少しずつ増やして、作品の幅を広げたり、それを教えたり、人生を愉しむこと、豊かにしてゆくことだろうと思う。

私の場合は、そういう、日常のちょっとしたTIPSをHPで紹介して、皆さんに喜んでいただくという楽しみもある。

彼女には、そういう楽しみが全く無いんだとピンときた。

 

 

 

 

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