◆◆◆ 368 ★ 火あぶり ◆◆◆

2005.5.17

2日程乾燥させたので、灰を作っている缶の中にそっと入れてみる。

炭になかなか火がつかない。

炭に火をつける燃料というのも使ってみるが、火がつくまでに一時間もかかってしまう。

早く灰を焼き上げて、もう少し、囲炉裏の環境を整えたい。

印刷屋から頂いた空き缶と、電子レンジの丸いターンテーブルは、かなり役に立っている。(缶の口にピッタリで、空気を遮断して、完全に火を消すことができるのである。)

なんとなく、焼け焦げているボディちゃん。

しかも、既に、ヒップの一部は破損。

陶芸家への道は遠い。

マティスのブロンズ

目指しているのは、こういう作品。

テラコッタではムリというのは早くも体感。

とりあえず、もう少しムリの無いフォルムの作品を何点か作りたい。

自由に伸び縮みした肉体が、こちらを見て微笑んでいるというのは、なんともウレシイものである。

お猫さまは、赤い鼻をして眠っている。

バティクのそば殻枕も健在。

こういう素焼きの置物もカワイイかもなあ。

雨が降ってきたため、陶芸は休止し火を消す。

そんでもって、この前描いた作品を加筆。

何度が塗り重ねて、油絵独特のマチエールを作る。

バラが、バラらしく、こちらを向いているかにも気をつけながら描く。

そうして、タイ人のお友達に、「リカのバラは、どうしてみんなこっちを見ているんだ?普通のバラはもっと、イロイロな向きを向いているだろう」と聞かれたことを思い出す。

「(花の向きは)あまり重要じゃない。見た人が、アタシの絵かどうかというのが、解る方が大切だ」

と答えたら、彼はウンと頷いた。

頷くしかないもんなあ。たはは。

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