◆◆◆ 366 ★ 野焼き風景 ◆◆◆

2005.5.14

とりあえず、まだ乾燥不十分ながら、灰を作るということもあり、サンプルピースを焼くことにする。

この缶の中に、まず、新聞などを入れ少し燃やす。

そんで、その後、中くらいの缶を準備して、その中に炭を入れて、この中で炭を発火させて燃やす。

サンプルピースはその中に入れておく。

みたいな段取りである。

温度を少しずつ上げてゆくというのがコツで、酸素の量をフタをして調整。

この状態でも結構燃えるということは理解できた。

ゴミも燃やしているので、紙が燃える白いケムリが充満してしまう。

消防車が呼ばれる日は近い。

サンプルピースを燃焼している間、油彩も描く。

こちらは、ゴアサさんのうさぎを真似て描いた作品。

上が、ゴアサさんの展覧会でもらったティッシュ。

顔がイマイチ思い出せないんだよね。

こんな顔じゃなかったよなあ。

似ているのはシルエットだけ。汗。

イチオウ、パクリということが解るように、コピーの文字も作品に入れておく。

ゴアサさんの絵は、縁取られたりしていなくって、どこまでもぼんやりと背景に交じり合いながら、全体が構成されていて、ものすごく不思議な味があって、しかも癒されるのよ。

オジャラのウサギも並べて展示しようと思って一枚描こうとするが失敗。

カワイクないぜ。

この絵は、乾燥したら、もうちょっとフォルムを訂正して、カワイクなる予定。

ウサギは可愛くないとねぇ。

オオタニさんのウサギも可愛かったけど、もっと力があるのよね。

力が抜けてゆく系というよりは、元気が出る系かもなあ。

前回描いた作品も、見れるように仕立て直す。

まだ、輪郭線を取っていないけど、なんとなく形になってくる。

前回よりも、意図した線が引けるようになっているのを実感する。

てぬぐいの習作で塗りの練習をしたからだと思う。

美人に描けますようにと、いつも願いながら描く。

モディリアーニ風タマちゃんの肖像も仕立て直す。

なんといっても、モディリアーニの絵に似ていないという最大の敗因があった。

もう一度モディリアーニの画集を見る。

おおっ。目が気持ち悪いのかあ。

細い黒のフォルムでススっと縁取られたその絵は、彼の物凄い高い描画の力を思い知らされる。

タマちゃんの絵が出来上がる日は遠い。

おじゃら画廊のHP

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.

Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.