◆◆◆ 347 ★ 新作てぬぐい ◆◆◆
2005.4.18 |
心礎のデザイン。
柄のパターンが白地と色地になるように、中央から反転させてみる。 まあこんなもんだろう。 誰も、心礎だとは思わない。 手ぬぐいというか、ヨーロピアン調に。 和のモチーフであっても、展開しだいでは、洋とか、モダンとかになることもあるという感じ。 これくらい模様が混んでいると、てぬぐいになったときに、物凄く華やかなので、アタマに巻いたり、首にかけたりすると、ちょっと気になるのである。 |
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同じ型でもう一枚展開する。 こちらは、もっと、抽象的で、モダンなイメージが増し、心礎からは離れているようにも思える。 でもまあ、デザイン的にはイケているとは思う。 売れるかどうかはなあ。 花模様とかの方が、売れるんだろうと思う。 人間の趣向というのは、思いのほか平凡だからである。 頼んだら、このデザインを作れる人がいるのかというのは、別な次元の話だよなあ。 リトグラフとかにしたら、売れるかも。 たはは。 ブックカバーとか、ユカタなんかにしたら面白いと思う。 |
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七枝刀も、もう一枚作る。 というか、前の、ダサイ案の色の部分を白で塗り、別な柄を転写。 中央部分が大柄なので、端っこは、細かい模様で展開してみた。 丸や四角を組み合わせた小紋柄は、いくらでも作れるようになってきた。 ハトメも4種類買い増したので、ドット柄もバリエーションを増やせそう。 勾玉も悪くないのだけど、七枝刀が引き立たないのよ。 そういえば、この前、電車の中で、水晶の大きな数珠のようなブレスレットをして、勾玉を首から下げていた女の子がいたよなあ。 変な宗教などにハマってしまったのかと、見た目で解るやつれ具合。 心のスキを狙っている人というのは多いのだ。 |
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時間的に余裕があったので、夏らしい作品も一枚作ってみる。 最近、マスキングテープなる品の種類も増えてきて、作品作りの幅が広がってゆく。 柿の葉の押し葉を見ながら実物大で何枚かの型を作って、マスキングテープを駆使して彩色。 秋は赤やエンヂの色で染め上げても良い。 柿の葉というのは、「柿食えば」などで有名だけど、どーなんだろう。 柄的に、他のよりは落ちるからなあ。 買う方は、もっと、細かい柄の作品に流れるかもなあ。 アタマに巻いた感じとか、首にかけた感じは、ちょっと目立つと思うんだけど。 どんな柄を買うのかは、お客様によっても違うのよね。 この柄が気に入る人は、心礎も気に入るはずだし、沖ノ島の花模様が気に入る人は、これは買わないのよ。 お客様の好みというのは、全くバラバラだと思わされることは多い。 大切なのは、自分のセンスだけで商品のラインアップを決めないということである。 商品扱いの相談は、年齢幅や、性別、ある程度の県とか、国外の人なんかにも聞いてみて、自分の好みではないが、人気のある柄というのにもチャレンジするというのは大切だと思う。 コンビニのお菓子なんかと同じである。 アタシが選んだお菓子は、酒のつまみばっかに偏ってしまうので、一人ではダメなのだ。 |
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黒で染めるとこんな感じ。 周囲を太いラインで縁取ってもヨカッタかなあと思ったりもする。 まあ、無くても、スッキリとした感じ。 この模様はカンタンだし、注意して作ると、一回の切り出しで2版作れるので、二色で展開するというのもイイかもなあ。ズレるだろう。うん。 最近は、型をエンピツで縁取って、手で色を塗るという作品が増えてきた。 柄が細かくなると、型を作るのが辛いかもなあ。 実物大で展開すると、実際にできたときの感じが伝わってきて、次の作品を作るときの、柄の大きさなどの参考にしやすいのである。 パソコンの中だけで作っていると、たぶん、具体的な臨場感が沸かなくて、実物ができたら、思っていたのとは違うということもあるんじゃないかと思う。 まあ、下絵なので、出来上がりが予想していたのと少し違うというのは、まあ、仕方がないことなのかもしれない。 |
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