◆◆◆ 344 ★ 決算・イェーイ-2 ◆◆◆

2005.4.9

僅かなる売上高をインプットすると、決算書が完成する。(→オリジナルソフトだぜおいっ。)

おおっ。絵画部門の売り上げアップ。

前年度は、マンガの連載もあって、そっちもアップ。

絵の仕事というのは、固定の収益が上がる業種ではないので、毎年毎年、新規のお客様を探し続けるという作業がある。

雑誌の連載や表紙の仕事などだって、いつ終わりになるかわからない。

そうして、次がいつ来るのかも解らない。

雑誌連載を持っているというのは、実はスゴイことらしくて、それは、専門用語で、「レギュラー」と呼ばれている。

「あるある探検隊」に突入してしまうのか?

レギュラーの仕事が終了すると、アタシの場合、もう仕事が無くなってしまうのだ。

うっひょーっ。

絵だって、一人でそんなに何枚も買ったりはしない。そこが重要である。

であるからして、絵はいくらでも描けるとしても、売り続けて収益を伸ばすというのは、物凄く大変な作業ということになる。

こう見ると、決算というのは大切である。

会社の売り上げと、経費、借金のバランスをよーく見て、破綻状況を確認できる。

今期は、あとりえの家賃分が丸々赤字で、家賃がかからないとすれば、とりあえず、独立採算という結論。

家賃分は、アタシが、会社に貸与して、なんとか、経営継続ということになる。

税理士さんなんかに、丸投げして、決算書類なんかを全部人任せにしていると、会社がヤバイ状態になっていても、気づかない二世社長がいたりする。

前の年と、今年の売り上げを比較して、どんな売り上げが増えたのかとか、どなた様が買ってくださったのか、そういうことを確認する作業は、経営者には必要である。

オジャラよ。そんなこと威張っていないで、税理士費用くらい稼げる社長になったらどうなんだよっ。

だよねーっ。ドンブリ女め。

決算書類の作成・税務署の申告が自力で出来るかできないかは、社長の将来を大きく変えてしまうということは理解できる。

自分でやるから、理解できてくるということが多くて驚かされる。

今年は、決算書類作成のスピードも大幅アップ。

必要な書類の書き方が理解できてきたし、領収書などの仕分けや分類も、効率化が図れてきたということだ。

(→どちらも、たいした量がないというのが一番の原因なの。おほほほ。)

サボテン型会社経営(1円社長がする会社経営の極意)という本を書いたら、売れるかも。(書きません。キッパリ)

誰だって起業できるからといって、誰もが収益を上げられるワケではない。

そこが問題である。

お客様を自分で探せるか。

商売の成功は、ここにかかっている。

もしくは、アタシのような業種の場合、専門の販売店(画廊)に委託できるのかどうかがキーになる。

どこの画廊でも良いというワケではないということだ。

それでもまあ、油絵はかなり見れるようになってきていて、ボチボチ売れはじめている。

同じ品なのに、画廊経由だと2倍、デパートだと3倍の売価になり、アタシに入ってくるのは自力で販売するのと同じ値段ということになる。

しかし、自分でお客様を探せる画家は少ない。

どちらにしても、決算書を見て、あとりえを借り増す案は完全に消えてしまう。

この経済状態では、絵を描き続けるのがやっとで、それ以上のことができないということは理解できた。

今ある環境を改善し、大きい絵を描くということになる。

うーむ。どーするよ。

常設展示コーナー(→人の作品を展示)を取り払うかぁ。

あれが無くなると、3畳程のスペースが確保できるのよね。たはは。

早く取り払えよ。

アタシって、バカなのかも。

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