◆◆◆ 285 ★ テレビ番組を見る ◆◆◆

2005.2.14

ビデオに録画した、美術番組を見る。

展覧会の情報で、榎倉さんという方の紹介があった。

芸大の助教授までされた現代アートの方である。

どんな作品かといえば、木を油に浸して、こんどは、それをカンバスに置いてその油のシミと木のアクがカンバスに移ったシミと、その木を一緒展示するというような作品である。

彼は、ゲンダイアートは、こう見ろと教えてくださった。

『どうしてこれがアートなのか?』と、とまどう。解らない。

自分の感覚とのズレ。このズレが何なのかを考える。解らないものだと思ってしまうと、永遠に解らないということのようだった。

現代アートって、トイレを逆さにしたりね。そういう系なワケよ。

アタシも余ったカンバスでオイルシミの作品を作るぜ。キッパリ。(→木のシミのある作品よぉ。楽しそう。)

ゴキブリとか来ないのかなあ。キカイ油だよね。きっと・・・・。汗。

奇怪版画男を買う。全部版画で作られたというマンガは、見たことがない。

内容がつまらないということを除けば、版画の構図などに役に立つ部分もある。

どちらにしたって、大変だったということは解る。

世の中には、つまらないマンガというのが存在して、それはそれで驚かされる。

『椎名誠は、四国にうどんを食べに行く話でも面白い』と、あるエッセイストが書いていた。

つまらないことの中に面白さを発見し、文字に表現する。

それがエッセイである。

人間はなかなかそれができないでいる。

昨日は、いよいよ、逆さにした便器を見に行くことになる。

その他、いくつか横浜方面のギャラリーも回りたいので、廻る順番なども周到に準備し、いざ出発。

げげ。休館日だぜ。

公立美術館よ、木曜日に休むなよ。

しかも、横浜までの交通費はどーなるんだよ。

そんでもって、隣にあった三菱の技術館というのでも冷やかそうと行ってみる。

月曜休館なのに休み。理由は、館内メンテによる特別休館なのだそう。

前衛アートへの道は遠いというのはなんか理解できた。

2/14(月)〜26(土)

 会期中無休 

黒猫展
銀座七丁目・ボザール・ミュー

◆2月恒例−黒猫好きの方々に熱く待たれている「黒猫展」が今年も開催です。平面からクラフト作品まで、すべて黒猫という徹底充実ぶりが嬉しいとのお声をいただいています。

 今回も高橋行雄さん、山中翔之郎さん(写真)、目羅健嗣さん、など黒猫を描いて定評ある作家の個性的な作品が並びます。

 立体作品には佐山泰弘さんが黒猫小品を出品の予定。小島美知代さんの黒猫お雛様も登場です。  井上律子さんのガラス胎七宝のアクセサリーももちろん黒猫モノです。

 また石猫の阿曽沼一司さんがすばらしい黒の石猫を出品してくださるとか。楽しみです。

 黒猫のポストカードもいろいろ。黒猫好きの皆様、どうぞお見逃しなく。

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