◆◆◆ 274 ★ 展覧会 ◆◆◆

2005.1.28

ミウラセイコさんから、展覧会のご案内を頂く。

虎ノ門にあるキッコーマンのビルで、亀の展覧会をやっているので見に来てね。という内容だった。

アタシは、青山で開かれている友禅の型紙の展覧会に行く予定だったので、ついでに流れることにする。

セイコさんの絵は、相変わらず、名前など見なくてもすぐに解る。

あれだけ描けても、絵では食えないというのが現実だ。

画家というのは、絵がかけるだけではなれないということである。

セイコさんの絵は一点だけだが、亀好きの型方は是非どうぞ。2/28日まで。

そのあと、青山で開催されている友禅の展覧会に行く。

http://kyoto-somegata.or.jp/

てぬぐいのデザインを引き受けたというコトもあり、型紙について興味があったからである。

よくよく見せていただくと、染めの工法が違うため、あまり参考にはならなかったが、個人的な好奇心は満たす展覧会だった。

Tシャツも、型紙を作り、顔料で染め上げている。

おおっ。これならカンタンに作れそう。アタシも作ってみよう。みたいな。

左の作品は、羽織の裏地に使う布の見本として刷られた友禅の作品。

絹に印刷されて、落款入りよぉ。

これが一枚3000円と聞いて、思わず真剣に見てしまいました。

サイズは40*60程度かなあ。結構大きいと思う。

ヌードコレクターとしては、ちょっと外せない柄でございました。

この他、虎とか、のぼり流とか、鷲、鷹などの極系親分さんの羽織の裏ですかい?

という柄大量で、極道ファンの方ご垂涎の品物だと思う。

たぶん、そのまま羽織の裏に使えるはず。

古いものなので、ちょっとシミとか入っているけど、3000円ならゼッタイに買い。

このままお軸にしてもいいし、額装したっていい。

オジャラよ。いくら3000円の価値じゃないっていったって、これ、どーすんのよ?

ホントだよねー。

この滝とか、水流、末の図柄が、てぬぐいの参考になると思ったんだけどなー。

(版画作品として、ギャラリーに展示だよなー。きっと。汗)

ちなみに、こちらの柄もゲットです。

こちらは、親分の親分という人が使う柄って感じでしょう。

フツーの人には買えないお値段ってことよ。

羽織脱いだらこの柄がドーンと出てくるわけよ。

これは、手書きではなく、型染め友禅だからね、型紙の模様がこれだけ細かいってことで、色数や、型紙の細かさなんかで値段が決まる品物なの。

お買い得だったぜ。

30日は4時ごろまで展覧会やってますんで、絹物や、極道モノ、縁起モノお好きな方は、行ってみてください。

大切にしてあげてね。

3000円の品物ではありません。

金があったら全部買い占めて、ヤフオクで売りたいところだけどね。(しませんけど。)

このあと、六本木ヒルズで開かれている古書展というのに行った。

49階のアカデミーヒルズという場所で明日までやってます。

友禅の会場と一駅しか違わないから、お好きな方は、流れてみるといいと思います。

古書展は、海外の品や、日本の各地の古書のお店が来ていて、盛況でした。

お値段はアタシの手が出る展覧会ではありませんでしたが、無料で図録がもらえるということもあり、一度位は行ってみたかったのです。

アタシは、古い本には興味ないというコトは理解できました。たはは。

おじゃら画廊のHP

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.

Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.