◆◆◆ 269 ★ エッシャーを見る ◆◆◆
2005.1.17 |
横浜ソゴウで、エッシャーの展覧会があるというので見に行く。
会場が暑すぎて、眠くなってしまう。 難しい作品は、アタシに向かないというのは理解できた。 どちらにしたって、不思議絵というのは、アタシには描けないという気持ちで一杯になる。 モノトーンの洗練された木版画はどの作品を見ても手ぬぐいに見えてしまうアタシ。 はぁ。 図録2600円も買う事にする。 エッシャーパクリ手ぬぐいは、訴えられたりしないのか?(→どーせ似てないの。) |
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そのあと、ヤマサ醤油のビルにある、ハマグチヨウゾウのコレクションの展覧会を見る。 いい展覧会だった。 ヤマグチケイスケの豪華図録が1000円だったので買う。(高崎の展覧会のときの作品らしい) 入場料600円は高いよなあ。コーヒー200円引き券というのももらったけど、コーヒーは飲まずに、不忍画廊に流れる。 不忍画廊はいつもお茶を出してくれるので、竜さんとアタシは、タダでお茶を飲もうという作戦である。 あそこはくつろぐのよねえ。 |
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竜さんは、前から欲しかった、センセイの五人娘(左の作品)を予約。1番だぜ。 アタシは、欲しい作品の値段を伺ったりする。 てぬぐいのギャラが入ったら、買ってやるぜ。と鼻息も荒い状態だ。 オジャラよ。採用目指して気合を入れるように。 そういえば、不忍画廊のアライさんが、作田センセイのアトリエを訪ねた話を、版画藝術の記者の方にされていた。 センセイは、版画以外の事は物凄く寡黙なので、記者の方とアライさんは、何を聞けばいいのか解らない。などという話で困っていらっしゃったので、『それはあれですよねー。道具の作り方とか、技法についてちょっと深く聞けば、永遠に話していただけます。』みたいな会話のテクを伝授する。 私たちは、お教室のあと、よくセンセイとお茶しにいくのだが、そこでも版画の話でもりあがることが多い。この前は、てぬぐいの技法について、アタシが皆さんに説明。 染色と版画というのは、物凄く似た世界で、版画を作っている人にはすぐに理解ができるのである。 |
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エッシャーを見に行った話をすると、アライさんは、『デュシャンは見ましたか?』などと話され、アタシも竜さんもデュシャンのことを知らなかったので、アチャーという顔をしていました。
アライさんは、横浜で展覧会があることを知らず、大阪まで見に行ったのだそうっす。 オジャラ『デュシャンって、どんなゲージツ家なんですか?』と伺いましたら、 アライ『最近の作家さんたちが、最も影響を受けたアーティストで、1位がデュシャンの泉、2位はピカソのアヴィニオンの娘』なのだそうです。 へー。ピカソより上なんだ。 オジャラ『そんで、どんな作品を作られているんですか?』と伺うと、 アライ『トイレの便器を逆さにして、それにサインを入れて展示したんです』 という答え。市販品をねえ。 オジャラ『そんじゃ、前衛アートの方ですね』 トイレ(レディメイド品)を逆さに展示した、初めての人というのがスゴイのだそうだ。 『今まで誰もやらなかったことをヤレ』と、千葉の巨匠も鏡餅を乗せたハゲアタマで語ってくれた。 なるほどねえ。 アートの謎というのは、芋づる式に解けてくるのである。 トイレを逆さにした作品、ヨコハマまで見に行きたくないけどなあ。トイレならウチにもあるし。 あれかなあ。『きんかくし』を逆さに置いたら、デュシャンのパクリってことで話題になるのだろうか?あ゛ー、やってみたい。 |
画像の著作権の関係で、彼女の絵とは全く違う絵ですけど、アタシの絵を展示しています。 勘違いしないでくださいね。 カワタ゛さんの絵は、右のurlから直接HPにジャンプしてみてください。 |
そのあと、マーケティングの勉強会に行く途中、『かねこ・あーと ギャラリー』
2005年1月14日(金)−1月29日(土) 12:00〜19:00(最終日〜18:00) 日曜日休廊 で、カワダユウコさんの作品を見に行く。 地図を忘れてしまい、近所で、宅配のお兄さんに場所を聞く。彼らは、聞いた場所を知らないというコトが無い。 カワダさんの作品は、水面のようなぼんやりとした水玉の作品で、抽象系ばかりである。 売れ具合も悪くなく、お値段もお手ごろ。 それにしても、沢山展覧会を開いている人だよなあ。スゴイぜ。 |
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