◆◆◆ 222 ★ 個展の準備 ◆◆◆

2004.11.8

油絵は次々と完成してくる。

あと2週間程度しかないので、バリバリと仕上げてゆく。

最低5日は乾燥させたいのよ。

ほとんどの作品は、概ね完成していて、あとは、細かい部分をチョロチョロ加えて、サインを入れるだけの状態だ。

今日はオットが眼鏡を買うというので買い物に付き合うと、一日終わってしまう。

額縁屋で、陶器製の額を全部買い占め、届けてもらう。

ポスター用の額というのを安く手に入れる。

オリジナルカレンダーを額に入れて飾りたい方は、お安くお譲りします。みたいな。爆。

抽象画が増えてきて、アタシの悩みというのがあった。

それは、どの向きを上にするのかという、物理的な問題である。

アタシは、細かい事を気にしない性質で、『どこが上でも全く構わない』のである。

もちろん、薔薇のように、上下がハッキリしている作品は、サインも上下が解るように書いてあげるべきなのだが、何処が上でも構わない作品であれば、買った人が、好きな向きで飾ればいいんじゃないかと思うのだ。

そんでもって、サインを、どの向きから見ても違和感ないデザインに変更しようと思い立つ。

一応、サインだから、上とか下もあるんですけどね、例えば、画集なんかは、縦長に組みたいので、横向きにサインの入った作品でも、抽象画であれば、立て向きに展示するみたいな感じ。

アタシの絵はほとんどが縦長で、横向きの作品はほとんどないのである。

お店に飾ったりするのは、横向きの方がいいんだけどなあ。

どっちにしたって、新しいサインは、なかなかの完成度で、アタシは、乾いた抽象画に、次々とサインを入れてゆく。

そのうちにもう少し上手く描けるようになるだろう。

あれだよなあ。贋作続出するかもなあ。(→しませんって。)

バスに乗ったガーベラちゃんも、概ね完成。

もう少し赤を明るめにしようかなあ。

青も、少し暗いかなあみたいな。

一体、どんな色彩感覚なんだよっ。

やっぱ、激しいモノを持っているんだなと、今更ながら、自分の色に驚かされる。

日本の家屋には合わないかもなあ。

んでもまあ、無機質なオフィスや、重役室なんかにポッとあると、明るくなって、結構ホっとするかもしれない。

竜さんも、タマちゃんも、だんだん本人に似てきたし。

この絵は一体どうなるんだろうか?

まあいいか。

『こういうのも、描けるんだぜ』という作品が一点でもあれば、モノ好きから、

『ピカソ顔で肖像画描いてください』などという注文が来るかもしれないしなあ。

それにしたって、タマちゃんも、竜さんも美人だぜ。

ホッペは薔薇模様。

この絵は、見る度にウレシイ。

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