◆◆◆ 2357 ★ 展覧会情報 ◆◆◆

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2015.11.28.

セザンヌの展覧会/ 田能村竹田の展覧会 /動きのカガク展

ラム種の瓶の口の部分が塗られていない

塗り残しにこそ、セザンヌのあくなき探究心がある。

瓶の口の部分の色が見つからなかった。

ポーラ美術館。

箱根かぁ。行けない。。。。

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ポールセザンヌ 二十五歳のとき、パリへ。

ひとつの画代を納得するまで繰り返し描く。

やがて、実験的な絵画に進む。

三角形の構図、ぼんやりとしたマチエール。

こういった画風は、当時パリでは受け入れられず、故郷プロバンスに戻る。

セザンヌは、誰にも評価されないまま、コツコツと絵を描き続ける。

そんなセザンヌを支えた妻の肖像画。

五十代の頃に初個展。

そうなんだ。

確か、この、初個展で百五十点ぐらいの作品を展示して、それをピカソかなんかが見てるんだよね。

ピカソじゃなかったかな。誰だっけな。ゴッホかな。(忘れ)

「見たままを描かないという作風。」

素晴らしい。(*°▽^*)

三木翆山


歴史の舞台にゆかりのある女性を描く。美人画。

桂小五郎の恋人、イクマツ。

やわらかく、品位のある女性を描く。

日本画のワリには、躍動感が大き過ぎる。

芸者を連れたスケッチ旅行。

うーん。楽しそう。笑

江戸時代の服を着せて、旅をし、それを描く。

くーっ。金持ちなのか。

姫路市立美術館。

ムリ。

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動きのカガク展 21-21デザインサイト

世の中を見ていると、共通項が見えてくる。

「動き」

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こんぴらさん、金刀比羅宮(大阪) あべのハルカス美術館

金毘羅信仰。ねんに一度の祭りの様子。

参拝は、当時の人にとって、数少ない楽しみの一つ。

円山応挙の襖画。トラが八頭。

田能村竹田の展覧会、没後百八十年

江戸時代後期 三十七歳で隠居。

絵の道に入る。

最新の流行を見ることができた長崎に旅行。

そこで見た中国画に影響を受ける。

うっひょー。巧い。

絵からのオーラ。。。。。

そのあと、もっと、ゆるりとした、力の抜けた筆致の、楽しげな絵にシフトしてゆく。

出光美術館。

2015年11月27日 22:27
グエルチーノ 国立西洋美術館

バロックの天才。

■チェントの教会に、カラッチオの作品。グエルチーノは、この作品を見て育つ。ダイナミックな動き、強い明暗対比。

バロックの先駈け的な作品。

カラバッジョ とアンニーバレが、バロック絵画を確立。

グエルチーノは、独自の、バロック絵画を開拓。

■祈る生カルロ ボッロメーロメーオと二人の天使

カラッチの絵とよく似ている。 天使の顔とか、髪の表現。

■グエルチーノは独学で勉強した。街には二流の画家しかおらず、学ぶものがなかった。誰かに支持するということはなく、カラッチオの絵を真似ながら、独自に絵の才を開花した。独学の天才。

■ キリストから鍵を受け取る聖ペテロ 二十七歳。

金色の鍵と、銀色の鍵。椅子を指差し、ここに座るように支持している。ペテロは、バチカンの最初のローマ法王。

天使の足先 太ももは、右足なのに、天使の足先は左足である。

グエルチーノは、細かいところは気にしなかった。

もっと、大画面で、全体的なところに気を配った。

■マルシュアスの皮をはぐアポロ

マルシュアスは、体が馬、体が人間の一族。

マルシュアスは、音楽のバトルをし、アポロに負けてしまい、皮を剥がれている。

■マルシュアスは、半分獣、愚の象徴、アポロは、人間・知性を示す。

■絵の中の痛みをダイレクトに伝えるのが、バロック絵画の特徴。

■左横に、他の絵と同じ人物を配置。 最初に習作⇒ そのあとで本画に書き入れる。

準備の作品ももったいないから、一つの絵にして完成させる。

アルカディアに我あり。羊飼いたちの理想郷。 お墓を発見すると、「私もかつてアルカディアにいた」と書いてある。

■習作も作品に昇華させ、無駄がない。

■ チェント ⇒ ボローニャ⇒ フィレンツェ。 絵の名声が高まり、引っ越してく。

*なるほど。絵の名声がたかまると、仕事を頼む人が増えて、都市に移動してゆくのか。勉強になるわー。(*゚▽゚*)

■ 注目させるべき登場人物や、腕などの要所に光を当てることにより、鑑賞者の関心を光に引きつける。

それ以外の登場人物は暗くし、細かいところは省略、適当に作る(ことで作画のスピードを上げている)

*この絵を見る限り、習作を作り、見ながら本画に転写。投影などではなく、カンバスのサイズなどに合わせ、簡単な線などを引き、その上に一気に書き進んでいるという筆致。

でもまあ、線を投影しているような作品もないわけではないね。

下絵の方が伸びやか。

*仕事が増えてくると弟子を雇うからね。弟子を引き連れてローマに引っ越す。

弟子が描いてるから、絵が落ちるのか。仕方ない。 サンティッシモ・ロザリオ聖堂の天井画。

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■ 西洋美術館 グエルチーノ イタリアで、カラバッジョと同世代に活躍。

日本初の回顧展。

イタリア バロックの画家 主任研究員 渡辺晋輔さん

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