◆◆◆ 2335 ★ 俵屋宗達/モモちゃん  ◆◆◆

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2015.10.31. 

俵屋宗達


金獅子と白象(杉戸絵)

ホウキのような大きな刷毛に、白い胡粉をつけて、

一気に丸く描いたとき、三本の塗り残しの線ができた。

この効果が面白く感じられ、別な場所にも筆後を残すような描画をほどこす。

→象のシワにした

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この絵は、輪郭線をうす墨で描いて、

輪郭線を掘り、その内側だけに胡粉を塗るという方法で

立体感を出した。

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霊獣

麒麟 もしくはスイサイ (水犀)という霊獣が描かれる。

 火を防ぐ霊獣、スイサイ説が有力。工房の手によるもので、宗達ではないとの評価。

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唐獅子の意味 上を向いている右側の獅子

往相回向(おうそうえこう)

極楽浄土に往生する姿

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還相回向(げんそうえこう)

極楽浄土から帰ってくる姿

玄関の表と裏から寺を守る。

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唐獅子といえば、狩野永徳。ちっとも可愛くない。

武将好みの絵であり、ドッシリと迫力がある。

宗達は、なぜユルキャラ風に唐獅子を描いたのか。

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宗達の絵は、永徳の背景全面に金箔というのと比較し、

獅子の体に箔が貼られている。

(金箔は伝統的に、背景に使われるもので、ボディに使われる例はきわめて珍しい。)

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本阿弥光悦の「舟橋蒔絵硯箱」、常に伝統を打ち破るリンパの精神を受け継いでいた。

金銅仏に通ずるような、宗教的な意味を持たせたと考えられる。

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白い象は、普賢菩薩の乗り物

表の唐獅子は文殊菩薩の乗り物

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このお寺に入るときも、出る時も、普賢菩薩様と、文殊菩薩さまにまもまれてお参りする。

徳川家の菩提を守らせた。

桃ちゃんが来たときの話。

久しぶりに桃ちゃんに襲撃される。

(*゚▽゚*)

まだ、貸し画廊をやっていたときに、よくウチの企画に参加してくれた作家さんである。

ヒーリングアートや、パワストーン系のグッズも販売している方。

個人的に、アタシは、彼女の、力の抜けたCG作品が好きである。

アタシがイラストの協会に入っていたときの仲間でもある。

彼女は、久々に訪ねてくれ、お互い積もる話。

もともと美人だったが痩せて、益々美しさに磨きがかかる。

話術も巧みだったが、こちらもバージョンアップ。彼女の説得力に、誰も太刀打ちできなくなってしまうのである。

おじゃら「桃ちゃんさ、タレ目なのに、眉毛が直線的すぎるよ。もう少し目の感じに合わせないと、違和感感じるんだけど」

モモ「あ、そうを?今度からもう少し丸くするわ。」

嫌まあ、つり目ならいいんだけどね、いくら流行りがあるからって、あんなにまっすぐもどうかなと。

(アタシは人相見なので)

彼女との話は何でも盛り上がるんだけど、健康話が今回の目玉だった。

「血をキレイにしなきゃいけないのよ」

という話から、どうやって血をキレイにするのかとかデトックスの話、

プチ断食とか、がんになったときには、体温をあげるとか、

そういう話が延々と続いてしまうのである。

お互い、年取ったわ。(*゚▽゚*)

最初お友達と来たが、お友達帰宅後、一時間ぐらいモデルもしてもらう。

自画自賛だが、最近描きこんでいるので、さすがに線が安定してきたわ。(*゚▽゚*)

彼女のスケッチはこちらです。

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