◆◆◆ 2324 ★ さいとうたかを先生  ◆◆◆

個人的な感想にはコメントの前に*印

2015年10月23日

さいとう たかを先生

浦沢直樹先生がインタビュー。

ゴルゴ 47年間。

先生「読者は自由」

筋は別人が描いてるんじゃないか。眼だけしか描いてないんじゃないかという都市伝説。

78歳でなお描き続ける。

アタシの研究によれば、85歳ぐらいまでは絵は描ける。

日本の画家は晩年に売れだして、円熟期が老人というのが普通。

知名度が上がるまでに時間がかかるからである。

斎藤先生、軽くアタリをつけて、いきなり太いマジックで眉毛を描き始める。

片岡球子先生の絵を思い出した。(*°▽^*)

そのあと、ミリペンで線を描画。Gペンにインクだと、

乾くのに時間がかかるからという理由らしい。ホワイトを乾燥させるのにタバコの熱を利用。

イロイロな裏技があるもんだね。

色つきの原画は、水彩絵の具を利用。

水彩画は、他の絵具と比べて、作る時間が早いからね。

先生「時代とともにさまざまな出来事や事件を作品に反映させてきた。

人間の欲望・憎しみ、愛が根源のテーマ。

その中でブレることなく自分のルールに従って動く。

時事ネタを題材にはしているが、「人間の根源」がテーマ。

もうひとつの連載、鬼平犯科帳。

こっちは、池波先生原作だからね、すぐれた原作をマンガにするというのは、

失敗しないもんね。絶対に売れる。

先生、眉毛から、太いマジックでスタート。

眉毛なんだー。

マンガの原画って、作家さんのキャリア年数によって、上手さが進化するからね。

アタシ的には、あの薄い紙にコピックとかで色塗るっていうのが、

作品としては、軽く扱われるなというところが残念だなって思う。

下絵をバックライトでトレースしたりする工程の人もいるからね。

まあ、ある程度のスピードも求められるし仕方ないかなとも思う。

絵の実入りの話をすれば、マンガ家が一番稼げる。

そこまでの才がないから、他の方法に流れるというのが普通だろう。

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斎藤先生、原画手放してないんだ。

ま、近々美術館でもつくるんだろう。あれだけアーカイブとファンがいればそうなる。

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中学生ぐらいのときに日本画を習う。

線で質感を出すことを覚えた。一本の線を引っ張るとき、

その線がどんなもの(鉄なのか皮膚なのか)を考えて描けと教えてもらった。

ほとんどの人が、年寄りの皮膚感を描かない。

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斎藤先生が、浦沢さんに

「オタクは絵が上手い。絵が上手い人が一番気をつけなきゃいけないのは、

絵を楽しんでしまって全体的なものを見なくなってしまう。それに陥らないように気をつけなければならない。」

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くー。斎藤先生の鬼平。美しい。

おおっ、筋は脚本家が描いてるんだ。

ネームづくり(構成)に4日から一週間かける。

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紙の上で映画を上映する。カメラを三台持って走り回っている。

そんなコマの切り方でドラマが決まる。

読まれ方がね。

*くーっ。深い。(*°▽^*)

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どの作品でも、主人公は自信が担当する。

23歳でプロダクションを結成して、共同作業というスタイルを作り、専門的な人を集め

もっと完成度の高い作品を作り上げたかった。

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マンガっていうのは読者のもんでしょ。勝手に辞めることはできない。やれる限りは続けますよ。

*スゴイ。(*°▽^*)

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