◆◆◆ 2311 ★ アートオブ ブルガリ展 ◆◆◆

個人的な感想にはコメントの前に*印

10月13日

アートオブ ブルガリ展 国立博物館 

ブルガリの宝石は、色が違う。

エリザベステーラーの宝石。

色の深さがそろったエメラルド。

リチャード バートンがエリザベステーラーに贈る。

2011年にオークションで売り出され、ブルガリが買い戻す。

当時12億ぐらい。

-----------

ソートワール

サファイア 65カラット

カボション(ボーズ頭のような、表面がマルイ磨き方)

−−−−−−−−−−−

ひとつの作品の中に三色以上入れるというのは、まとまりが難しい。

最悪なパターンになる場合もある。

通常、アメジストやトルコ石のような安い石は、高額なルビーやゴールドと組み合わせたりしないが、ブルガリは、それをうまくまとめ、新しい作品を次々と発表した。


−−−−−−−−−−

何がキレイか。(石の値段ではなく、色や輝きの美しさ)

ヒスイなど、東洋では高額だが、ヨーロッパでは評価(値段)が低い。

ルドン

2015年10月13日

ラトゥールに、石版転写法を教えてもらい、ルドンは、石版画集を出版した。

闇の世界、暗くなってから初めて私たちが見えるもの、感じられるもの、

「僕が見ても、ああ、気持ち悪い」と思うけど、それほど暗く、陰湿なビジョンだとは思わない。

なんかもつと、内面の温かさがある。日の光を十分に吸い込んだ闇である。

そういう、反面には、安らぎのようなものをこの絵の中に感じる。

黒と白は、色彩の極限、光の極限である。

黒にはあらゆる、すべての色彩が感じられる。

ルドンの黒は、単に色彩としての黒ではなく、さまざまな色彩が含まれ、隠れている。」

作曲家の人のコメント

−−−−−−−−−−−−

見えるものの法則を見えないものに奉仕させる ルドン

−−−−−−−−−−


パステルとの出会い

黒炭で描画をしていたルドンにとって、パステルは、描きやすい画材だった。

私は自分の夢想に、より大きな 造形性を与えることができるのではないかという希望を再びいだかせてくれました。

色彩には私を和らげてくれる喜びが感じられる。

−−−−−−−−−−−−

パステル画は油彩などに広がり、

画題もギリシア神話を基にした明るい画風に代わる。

晩年、花を明るく描いた。

「あなたの絵には、現実には存在しない花が描かれている」

ルドン「私にはそう見えたのです」と答えた。

:現実には存在しない花かぁ。(*°▽^*)

------------

ルドンが数十年、白と黒の世界におり、それにより、色彩の世界も

築かれた。

−−−−−−−−−−−−

*遠目、ふつうの花の絵に見えるのにね。

版画の画家から、油彩にまで画材を広げたというところは興味深い。

通常、油彩から始まり、量産して儲けようという流れで版画に進む場合が多いからである。

モノトーンから、鮮やかな色彩に広がるというのは、まあ、別な才(色彩)もあったとしか言いようがない。

ルドンの絵というのは、版画を中心に何点か見たことがある。

幻想絵画といえば、この人だろうと思う。

おじゃら画廊

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.