◆◆◆ 2253 ★ 山下清展・プレゼント他  ◆◆◆

個人的な感想にはコメントの前に*印

2015年7月3日

観客動員数NO.1 山下清 放浪の天才画家

十八銀行 四十一年前に彼の作品を購入。

○1963年 長崎風景

うーん素晴らしい。

細かくちぎられた紙の集積。一辺がニミリぐらいの色が見がギッシリ。

多彩な色を使い分けながら、モザイクのような色彩。


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四十代の彼の作品が、充実している。


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2009年から二年かけて修復される。

*市販の折り紙だからねー。十年もすれば退色するもんねー。

修復しても、また退色しちゃうんじゃないのかなー。

のりが変色して、絵に深みが出ている。

ここまで計算してなかったと思うけどね。追随できる人がいない以上、

彼の独壇場という世界観。そこはスゴイね。

追随できない結果。ここは大切である。

絵を作るときには、中太のマジックで、軽く描画した下絵に、

いきなり、紙わちぎって描いてゆく。

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大きな断片と細かい断片を組み合わせる。

大きくちぎった水色の空。雲には、色紙の裏側の白い部分。

紙縒り状にひねった黒の紙をアクセントに入れていく。


遠くの海は大きくちぎり、近海は小さくちぎる。

折り紙をちぎった時の、白い切り口なども、貼るときに少し表にでて

絵の深みが増している。

全ての家に窓が作られている。{自分だけの理想の箱庭・ユートピア}

ち密さの最高峰。

技術が成熟している時の作品。


山下清の作品は、年を追うごとに精緻に細密になってゆく。

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*凄いな。(*°▽^*) やっぱ、日本画の顔料なんかで修復するんだよね。そうしないと、また退色しちゃうもんね。

修復費の方が、買い値より高いかも。

コメント

溶接の先生Iさん「絵の知識が無いので大層な事は語れませんが、ルソーや山下清の作品が好きですね。これらをウマヘタというとちょっと違うのですが、ぐっとくる物が確かにあります。」


おじゃら 倫子 「山下清先生の絵はいいですよ。

作品にムラがありますよね。急激に売れてしまい、画廊が沢山描かせましたから。

それはついてなかったなと。

マティスのように、高級紙に、自分で色をつけて貼り絵させればね、もっと恒久な命を持てたのに、日本には、そういう指導を出来る人がいなかったのが残念ですね。

ルソーの絵ぐらいでしたら、いつでもご相談くださいね。

あれぐらいの下手さで勝負してますから。笑。はぁ。。。。。(*°▽^*) 

ぐっとくるものっていう部分は、制作に望む真摯な心が作品に表れているというところなんだと思ってます。

2015.7.3.

本日。昨日落札したガスバーナーの支払い。隣の居酒屋のママに、プレゼント作成。彼女は、もう80歳超で、暖簾を棒にさすことができずに困っていた。ので、昨日、アタシがのれんを棒に挿してあげたんだけど傘をリメイクして、それ用の専用器具を作成。

朝、豪雨のため、美術番組の消化。お茶の先生が来たので手持ちの茶碗のイケマセンを解説していただく。

はぁ。人生は短い。

写真はカンバスに日本画の胡粉やニカワで溶かした絵具を塗り、金属(正確には机の上にあったゴミたちのほとんど)を定着させた品。多分剥離すると思うので、その前に漆も使って定着してみます。

追記

コーヒーのシミ、洗剤で洗うも落ず。作品の一部に。

2015.7.4.

本日、母上様とランチ。アタシのキモノを服に仕立て直してくれたため、それを着て日本橋三越に、―天地逍遥― 楊紹良 油絵展

を見に行く。(父が応援している画家のため家族ぐるみのお付き合い)

本館6階 特選画廊

―天地逍遥― 楊紹良 油絵展

1961年中国広東省生まれ。広東省美術学校卒業後、武蔵野美術大学大学院修了。スーパーリアリズム界でもひと際異彩を放つ人気作家です。透明感あふれる色彩で中国の山間風景や人物画を精緻なタッチで描きます。本展では新作約30点を出品いたします。

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細密系の作風で、人間なんかも写真以上の美しさ。

お元気そうでヨカッタです。

このあと、両親は、弟夫婦と合流し北千住のバードコートへ。

アタシも誘われたが赤貧のため遠慮することに。

旨いものというのは食べればキリがないが明日になれば、流してしまうだけである。

おじゃら画廊

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